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岩川耕治(理事長)のブログ
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2017/12/18

11月の出来事その5 果樹園収穫体験

| by 管理人
また少々間が開いてしまいましたね、すみません。

今日は11月16日の様子をご案内。

8年ほど前からず~っと関わり続けてくださっている、山形県は朝日町の果樹園白雲、そこでのリンゴの収穫お手伝いです。この日の収穫品種は「ふじ」。


脚立も使い赤く実ったリンゴを一つ残らず収穫します。



収穫(もぎ取り)に専念する人
籠の受け渡しと運搬を担う人
大きさ等で分別する選果担当の人

園主さんから適性を見抜いてもらい、この様に割り当てられた役割を黙々とこなします。




脚立は結構危険も伴いますので、正直言うとあまり鈍臭い寮生は任せられないという事情もありますが、でもその他の持ち場も必要不可欠な役割。それぞれに出来る仕事で全体に貢献します。



必ずしも脚立が必要な訳でもありません。



全身をフルに使います。



ちょっとこの木は実がつき過ぎですね。春~夏の摘花(摘果)作業の手が回らなかったのでしょう。
重くて枝が折れそうです。。。



運搬担当も状況によってはもぎ取りをします。
時間を無駄にせず、自分がどのような動きをすればいかに効率よく短時間で全体の作業を終えられるか・・・、全体を俯瞰しそんな所まで考えて自分から率先して動けるようになれば、仕事をする上での「動き」の部分ではまず問題ないレベルです。まぁナカナカそこまでイケる寮生は滅多に現れませんけどね。
でもそうした動きを実体験を積みながら少しずつ教えられ覚え経験値として蓄積する事で、徐々に動き自体も変わり気働きも出来る様になり、何よりも本人の揺るぎない「自信」という大きな糧に繋がるんですね~。



選果場です。
大きさによって5種類ほどに分別します。
本当であれば園主的には、大きさだけでなく形や色付きなど、独特の感性を持ってしか理解できない分別の基準があって、それらも要求してくる場合もあるのですが、今年はリンゴの出来が心躍る程のレベルでもなかったのか、あまり細かいこだわりは無かったようです。



そ~っと優しく丁寧に扱わないと売り物にならなくなってしまいますからね。


こうしてこの果樹園体験は12月上旬まで週一で続くのでした。
13:09 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/12/09

11月の出来事その4 風除室囲い

| by 管理人
15日の様子。
コレも毎年この時期恒例の作業です。
食堂外のテラスをビニールで囲ってしまい、テラス全体を風除室にしてしまうという、まぁ防寒対策の一環ですね。真冬の冷気、風雪が直接ドアや窓、そのガラスにあたるのと、こうして囲いを一段設けるのとでは、室内の温度にも雲泥の差がでます。食堂の暖を保つため、そして膨大にかかる暖房費を少しでも抑制する為、毎年欠かせない作業です。



幅3mの農業用ハウスに使うビニールロールを縦にして、外壁を作る様に張って行きます。
このロールが結構な重さなので、入り組んだ部分の作業はナカナカ手強いんですよ。



脚立や梯子をありったけ駆使します。



足場も単純な平地ではないので、頭を使わないと作業は進みません。



出来るだけシワや歪みなく美しく仕上げるのはナカナカ難しいんですよ。



ビニールを上から押さえる当て木です。コレをビニールの上から当て釘で固定していきます。
この当て木も念の為塗装しています。コレは乾燥中の当て木。



塗装用の刷毛。油性塗料なのでシンナーで洗ったりほぐしたり。。。
こういう作業も何度か経験しながら教えているんですけどね~。知識や技術として身に付くにまでにはホント時間と回数が想像以上に必要です。なので急いでいる時は結局こうしてスタッフがやってしまう。トンチンカンな事されて道具をパーにされる事もままあるし・・・。あまりよろしくない事なんですけどね、コレは。



塗ります。塗るくらいは問題ありません。
しかし塗料を扱うのに普段着にサンダル・・・、世の中ナメてます。



当て木を適性サイズに切る事も、本当は寮生達にやらせたいんですけどね~。
ソコソコ動ける寮生は大概上に昇るので、残っている寮生ではちょっと無理か・・・。



作業人と現場監督???(笑)



徐々に形が見えてきましたね。



面積の大き過ぎる部分はビニールがたるんだりバタついたりするのでこうします。



作業人と現場監督その2???(笑笑)



先日も書きましたが、実際の作業現場に出て一人一人の動きをしっかりと観察し見極めると、その人物が世の中で、社会で、集団の中で、周りの人達と協調しながら生きて行ける者かどうか、よ~くわかりますよ。
普段の行動、言動、常識、気配り、知識レベル、技術、体力、それらの習熟速度・・・・・、
出来る者と出来ない者の差は概ねそうした要素と比例します。

そしてこれらの要素が未熟な者は、大抵普段の生活もチャランポラン。
つまり日々の生活が常識的に成立できていない者は、仕事の知識も技術も身に付く訳ないのです。


だから、イキナリ「就労」じゃないんですよ。

まずは「毎日の生活」から立て直さなければなんです。
そして年齢相応の社会常識や我慢。
「人間関係が云々・・・」とのたまう者も多いですけどね、他人がどうこうの前に、まず「自分」をしっかり確立しろって話です。
そこが出来て初めて他者との関わり方に目を向けるべきでしょ。

仕事の知識や技術なんて、それらがしっかり身に付いていれば後からどうにでもなるんですよ。
11:38 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/12/07

11月の出来事その3 下刈り

| by 管理人
8日です。
ライザスキー場から猿倉スキー場を経て里まで滑り降りて来れる通称「ツアーコース」の下刈り作業です。刈払機と鋸、鉈を駆使して、少量の降雪でも滑走できる状態に整備します。


初めは林道部分の拡幅みたいな感じで・・・。



開けた場所では萱なのかススキなのかわかりませんが、一面に自生しているので結構大変。



唐松の枝も低い位置は危ないので切り落とします。


ある程度の幅を確保しながら刈り進みます。


ナカナカ手強いですよ。


上から降りてくると見えない段差もあり、注意しないと落とし穴状態になります!
注意しても忘れたり気付かずにハマるおバカさんも稀にいますが、今年は大丈夫だったみたい。



日中なのに暗いでしょ。北国の晩秋ですね。
あ~あと作業中、特に危険を伴う機械を使用する作業中にフード被るのは御法度です。
ただでさえアンテナが低くて周囲の状況、つまり危険を察知する能力が低いのに、視覚と聴覚を自ら狭めて限定し更にアンテナの精度を下げるなどアホの極み、自殺行為です。
他人と関わりたくないんだろうけどね。でもいつか大怪我します。
コレも手を変え品を変え何度も言っているんですけどね~、ま~ず何をどう伝えても人の言う事きかないおバカさんは必ず居ます。
良くも悪くも頑固、自己改革意識皆無、こだわりが強すぎ。
指導者や先駆者のアドバイスや指示を受け容れてやってみよう思えるかどうか、ここが成長出来る人かどうかの大きな境目になりますね~。

出来ない子は一度身をもって痛い目に遭わないとわからない種類の人間なんですかねぇ~。

大半の寮生は徐々に変わっていきますよ。


手作業組も頑張りました。

これでスキーシーズン中何度かこのコースを滑って降りてくる事でしょう。
楽しみやね~。






10:22 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/12/07

11月の出来事その2 出荷

| by 管理人
11月6日です。
新米とクズ米の出荷作業。農協の集荷場に持って行きました。
農協に出荷しても二束三文でアホらしいので正直出したくない、まして今年は収量激減なので尚更なのですが、クズ米処理や一応「つながり」を保っておくためにもわずかな量だけも出荷します。


新米10袋、クズ米30袋ほど・・・。




黙ってても自分で周囲の状況から適切な判断が出来、自分から率先して動ける寮生。
一つ一つ指示があるまで動けない(動かない)寮生。
指示があっても動かない寮生・・・。
指示がナカナカ理解出来ずトンチンカンな行動をする寮生・・・・・。

まぁ毎度の事ながら見事に分かれるんですね~。


日々の作業現場を見ていると、仕事をやっていけるであろう寮生と、とてもとても仕事なんてまだまだ・・・という寮生、見てればホントすぐ区別できます。差別じゃなくて区別です。コレが世の現実。

やっていけそうに見える寮生でも、内面的な思考の部分でまだまだ未熟な者が殆んど。

こうした毎日の動きに率先して取り組める者は確実に変わっていけますから。
焦らない焦らない!
09:34 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/12/07

11月の出来事その1 新米袋詰め

| by 管理人
初夏からこれまで完全にサボっていたので、少しずつ取り戻します。
取り敢えず今日は11月の作業風景をいくつか・・・。
11月2日の作業です。乾燥してもらった新米を、籾摺りして玄米として30Kgの袋に詰める作業です。もう米作りの最終盤の工程ですね。


本来こんなにガチャガチャと人数は必要ないのですが、まぁ滅多に経験できることではないので基本全員参加。役割分担して取り掛かります。


こちらは「クズ米」の計量、鳥のエサやせんべいの原料になるそうです。
今年の様な天候不順の年は、このクズ米の量が相対的に増え、結果的に新米の収量が激減します。まさに今年はその典型、通常クズ米は新米の1割程度で済むのですが、今年は3割ほど出たかな・・・。完全な「冷害」です・・・。



クズ米の袋も基本的な結び方は新米袋と同じ。この結び方がナカナカ覚えられないんですね~コレがまた。
どうも自分の固定観念というか慣れた指の動きから脱却できないんですね~。拘りの強さ、臨機応変の適応力が足らない、まぁほぼこのどちらかです。正確に覚えられるのはいつもほんの数人、概ねあとでスタッフがやり直す羽目になります・・・。

だいたいこうして教えている時に、少しでも「覚えよう」というやる気のある者は、興味持って一緒に話を聞いたり自分の眼で見て覚えようとするものです。つまり、覚える気が無い=やる気がない、という訳で、結局こういう状態で仕事なんかできますか?という話になる訳です。



どの画像見てもほとんど同じ・・・。



こちらは外で籾殻を袋詰めする作業。大事な役割です。




やれる子はやれます。



人は頭か身体を使って働くしかない訳ですからね・・・。
身体を使うのも大事な仕事です。


繊細さというか、細かい所に気を回す必要があるケースもある訳で、そこも誰でもイイという訳にはいきません。



籾殻回収班、大概目を離すとこんな感じで案山子になります。。。。。



次々と車に積み込んで里の倉庫へ何度も運びます。


クズ米計量のコツも1時間くらいやってやっとつかんできたか???
間もなく終わっちまうよ。

とまぁこんな感じの袋詰め作業日でありました。

今年の収量はやはり昨年比で3割以上減。天候不順、自然の力には勝てないのが農業ですね。
08:25 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/11/24

講演のご案内

| by 管理人

ご無沙汰です、あまりにもご無沙汰です。

7月中旬以来、4ヶ月以上の空白、もう更新はされないんだな・・・と思った方も多い事でしょう。
辞めるつもりは更々無かったのですが、やっぱりしばらく時間が空くと再開の切っ掛けが掴みにくいんですね。毎度書きますけどアレです、不登校や出社拒否から元のサイクルに戻そうとしても、時間が経てば経つほど心理的抵抗が大きくなるアレと同じようなものです。結局はどこかで思い切って踏ん切りをつける以外に手段はないんですけどね。
本当はお伝えしたい出来事が毎日山の様にある訳で、特にこの7月~10月なんていうのは色々と行事やニュースが目白押しの時期でしたからね~、まぁもったいなかったです。暇があれば思い出しながらUPするかも知れません。

で、今日は直前になってしまいましたが、明日上山市で開催される「青少年育成市民大会」において、ウチの「施設長」と言いますか、私の母でありいこいの里の創業者である岩川久子が講演します。

2時間近くも時間をもらっているようですので、かなり突っ込んだ内容まで踏み込んだ話をするのではないかと思います。(それでも本人は時間が足りないと言うでしょうが・・・。)



私と違い情緒豊かに細かい実例も交えながら話すのがうまい人ですが、いつも四方八方に話題が飛びまくって広げるだけ広げて収拾がつかなくなる傾向がありますので、聞いている方は内容を整理するのに一苦労しますが、いこいの里が如何に本気で若者達と向き合い、また日々どれほどの時間と労力と心血を注いで身を削る思いをしながらガチンコで対峙しながら結果を残しているのかが少しは感じ取れると思います。そして今の若者の心の育ちの悪さや遅さ、何が若者達をそうさせてしまっているのか、よく分かると思います。

31年前、いこいの里を立ち上げた際の、転校生の転入を拒否されて一悶着あった市役所窓口での出来事や、当時のPTA等大勢の地元保護者達から取り囲まれて批難轟々猛反発された事、近隣の地区会長から「あんたらの垂れ流した害毒、どう始末してくれるんだ!」とこの上ない憎しみの言葉で批判された事、そんな昔の話の数々は今さらもう出さないと思いますけどね、まぁそれだけ想像を絶する身を切るような苦悩の時を経てこその今のこの団体、施設の存在が成り立っている訳です。
今はそんな事言ってくる人は誰も居ませんけどね、恐らく。だいたい2年前には私が市のPTA連合会の会長をやっているくらいですから・・・。いつもいつも批判や反対ばかりしているのは、その現場の実態を知らない、若者達がどういう人たちなのか自分の眼で一度も見た事も話をした事もない人達だけ、古今東西変わらない真理です。当時もその転校生を受け入れてくれた地元小中学校の校長先生始め学校の先生方は、誰一人として批判などしていませんでしたから。現場や子供達の現実をいつも目の当たりにしているから、我々がやろうとしている事が如何に大切で崇高で、一度は挫折してしまったかもしれないその子の人生にとって、かけがえのない再挑戦の機会であるのかをよく分かっていたのです。「本当は学校が何とかしなければならない事なのに、岩川さん申し訳ないな~」当時の校長先生の言葉です。「教育者」を代表してかけてくれた言葉だと思います。まぁその後も学校の先生方には色々とご迷惑をお掛けし続けてきましたね、今現在も・・・。でも本当にどこの先生からも批判は頂きませんね~。本音では色々思いはあるのでしょうけど、いつも先生方は本気で全力で子供達と向き合ってくれます。本来親がやるべき事まで・・・。


半ば強制的に参加させられているお馴染みの役職しがらみの顔ぶれだけでは母も気持ちが乗らないでしょうから、近隣の方で興味ある方、子供に関して悩みや不安を抱えている方はぜひ足をお運びくださいませ。

耳の痛い話もあるでしょうが、間違いなく得るモノがありますよ。


09:06 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/07/11

送別会&誕生会なんだけど・・・

| by 管理人
6月18日の事。
5・6月の誕生会と、この数日後に卒寮が決まっていた寮生の送別会を開催。

2月より、いこいの里からバスで10分程の地元企業にお世話になっているこの卒寮生、
5月には正社員にもしてもらい、まぁ細かい事言えば色々と目につく部分はありますけど、
とにかく仕事は順調に推移していて社長からも随分と眼をかけて頂いているようで、
一人暮らしをしても生計を成り立たせるだけの基盤が整ったと判断できるので、
このたび目出度く卒寮の運びとなった訳であります。

トコロがこの寮生、1週間前から本人に確認の上この送別会の実施を伝えていたにも拘らず、
この日に親の手伝いのもと引っ越し作業をブッコンでしまい、時間的に送別会の
時間に間に合わないかも・・・という状況を引き起こしてくれたのです。
で、やっぱり開始時間には間に合いませんでした。
しかもお手伝いで行った他の寮生1名も道連れにして・・・。

まぁ親の都合とか色々事情はあるんですけどね・・・、
それでも『自分の為にわざわざこうした会を開いてくれる』という感謝の意識よりも、
自分の都合が当然の様に優先されてしまうんですね~。

なんかこういう事が当たり前に起きてしまう現代の様相に、時代の流れというか、
世の中が本当に変わってきているなぁ~、とつくづく感じる今日この頃なのです。
若者だけでなく、結局彼らを取り巻く大人の方が変わってきているんですね。
まぁ大人がそうだから子供もそうなるだけの話なんでしょうけど・・・。


という訳なので、主役不在のまま、実質『誕生会』のみを開催。
食事は恒例のパーティーメニュー。



随分と楽しそうじゃないの???



もうちょっと元気出していってみようや!



とまぁ何だかんだで乾杯!

この後しばらくして、本日の主賓と道連れにされた犠牲者が無事に戻ってきましたとさ。

チャンチャン♪

08:33 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/07/09

ウド採りトレッキング その2

| by 管理人
ご無沙汰です。
ウドの続きです。


昼食後にも別の場所へ小一時間ほど採りに行き、そこでは午前中あまり芳しくなかった寮生も結構な量を確保し見事に汚名返上達成、今回はほぼ全員頑張って十分な成果をもって帰路に着く事が出来ました。



たっぷりのウドを背負いながらの帰路、堰堤の鉄梯子で降りる際も細心の注意を払いながら降ります。
随分と元気が有り余ってる寮生もいるようですね~・・・。



背中と腰袋、両方満タン。結構な重量ありますよ!



なんだかんだ言って若者は体力的に余裕がありますね。
若いうちは・・・ね。



スッ転んでウドを潰さないように~。



再び川にかかる雪渓の上を渡って



さあここからが『地獄の笹藪登り』。
荷物背負ってのココの登りが一番キツイんですね~。



あまりにキツ過ぎて、いつも写真を撮り忘れるんです。。。
これが最後。



行ってきたのは正面の山の付け根、沢の源流部分です。結構な距離あります。
帰路出発してからここまで1時間以上かかります。
ここから先はもう楽勝、40分ほどトレッキングコースを下るだけです。



最後にこの最高の見晴らしを拝んで気分も最高!
今までの疲れが一気に吹き飛びます。
こんな経験、大人だってそうそう出来てない筈ですよ。


戻ったら選別作業。使える部分と、枝葉や固くて使えない部分とに分別して、この後に塩漬けで保存されるのです。



本当は子供の頃にこうした経験を沢山積んでおくと、また違う心の成長がみられるんですけどね~。
もちろんここまでハードでガチンコな苦行でなくても良いですが、妄想やバーチャルではない自らの身体を動かして実践する実体験の積み重ねは、しかもできる事ならこうした自然の美しさと厳しさを実感できる環境での経験は、若者にとって間違いなく心の糧に繋がる有意義な経験の場になります。
『身体と心の汗をかく経験』とでも言いましょうか。
その証拠に、ハッキリ申し上げて普段グータラで腑抜けで何事にも後ろ向きな寮生までもが、こうした場面だと驚くような動きを見せるというこの現実、どう思いますか?

やれば出来るんです。
出来ない、能力が無いのではないのです。
やるかやらないかの違い、やろうとしないだけの話なんです。
責任感や危機感、羞恥心が足らないだけの話なんです。
きっかけが掴めないとも表現できます。

このウド採りの中でも、初めは崖に登る事が全くダメだった寮生も、基本やコツを教えてもらい手本を見て何度も自分でトライしていくうちに、いつの間にか出来るようになっているんです。

自分への自信も自己肯定感も、長い目でその若者の将来や人生を真剣に考えるならば、こうした経験をたくさん積み重ねて徐々に数多くの知識や臨機応変の対応方等を身に付けていく事が、間違いなく最良の手法だと私は思うのです。

かりそめや表面的な『自立』、『就労』だけを望むなら別にココまでしなくても何とかなるでしょうが、ただそんな底の浅い取り組みでどこまで本当に人が変われるのか、その『自立』や『就労』がいつまで続くのか、少し本気になって考えれば誰にでもわかる事だと思うんですけどね~。何で子供も親もその場しのぎの楽な方に逃げようとするかな~?
逃げれば逃げるだけ、その後に襲って来る苦労や恐怖は増大するのは古今東西変わらぬこの世の真理です。

豊かで便利で満たされた今のこの時代、腹を括り、覚悟を決める事が出来ない親が多過ぎです。
もっともっと辛い思いをしないと本気になれないのでしょうか。

もちろんこうした実体験の積み重ねだけで全てが解決する訳でもありません。個々の能力差や特殊事情もありますが、やはり基本は『家庭』であり、幼少期からの関わり方、『親子関係』である事は、これはもう誰が何と言おうと揺るぎようのない、また逃れようのない厳然たる事実です。大抵の親御さんは十分承知されているとは思いますが・・・。正直申し上げると、その現実に正面から向き合おうとしない親の子は、残念ながら何をどう頑張っても根本的に変わる事は難しいというのもまた事実です。

『今さらそんな昔の話をしても・・・』という現実もありますけどね・・・、
でもだからこそ、出来るだけ若く早い段階で行動する事をお勧めするのです。『早期発見・早期対応』が大原則。それに多少遅かったとしても、変えられるモノは自ら率先して変えていくべきだと思うのですよ。大人として、親として、自分に出来得る限りの努力を尽くす。その謙虚な姿勢と意識が必要なんです。傲慢な親の子は本当に本当に不幸です。

まぁウチに長く関わるような親御さんには、そこまで現実逃避全開で傲慢な方はまずいませんけどね。



10:33 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/07/01

ウド採りトレッキング その1

| by 管理人
2週間前、6月14日のウド(山菜)採りツアーの様子をUPします。
総勢12名の精鋭?部隊。

ココは蔵王スキー場のユートピアゲレンデ。
右下の建物は蔵王経験のあるオールドファンスキーヤーなら一度は目にしたことがあるでしょう。
以前はその建物付近までしか車で来れなかったのですが、最近は私が強引に車でゲレンデ内に乗り込むようにしました。
体力的にも温存できるし出来る事なら何事も無駄な労力は省き効率良く動きたい方なので・・・。



『観松平』と呼ばれるハイキングコースを30分程歩きます。




途中にはこんな湿原も。なかなか美しい景色の中をひたすら進みます。
この辺には齋藤茂吉の歌碑があったりもしますが、我らが集団は誰も気に留めません絵文字:笑顔



難所その1、6月中旬ですが普通に雪が残ってます。
雪よりも、そこまでの段差でだいたいスッ転びます。
いくら警告しても必ず2~3人やらかします。
コレが適応力であったり観察力の差だったりする訳ですね。
経験値の差でもあります。



笹藪をかき分け道なき道を突き進んだ先に、ようやく目的地が視界に。



まだ下ります。
雪上に慣れていない寮生も当然居るので、
転ばずにウマく歩くコツを教え私が手本を見せるのですが、
出来ない
知らない
ドン臭い
そんな寮生に限って人の話を聞かず手本も見ずに
勝手に自己流で行動して自爆。
『そりゃぁお前自業自得やろ』ってな話、日常茶飯事です。

まぁ今回ココではいませんでしたがね。



ようやく蔵王沢に辿り着きました。
ここまで徒歩で約1時間。




沢に残る雪渓の上を渡って再度登りへ。
『こうした残雪もあるし沢の流れの中を歩く事もあるから必ず長靴で行くように』と指導しているにもかかわらず、普通の運動靴で来たお〇〇さんが若干名・・・。

もう知りません。
自分が痛い思いをするしかないんですね。まぁそれも経験。
何度も同じミスを繰り返すのはこれまた別の話になってきますが・・・。


雪渓を超えて砂防ダムエリアへ進入。




5m程の高さなので、それなりに危険な場所。
でも悪ふざけしなければ問題ありません。



2つ目の堰堤を遠目に見るとこんな感じ。
コレを3つほど超えると目的地到着。車の場所から約90分。結構疲れます。


で、早速ウド採り開始。
毎年の事ですが、初めにウドの見分け方を十分に説明していますので、間違って違う植物を採ってくる事は通常ありません、が、無い事は無いです・・・。
幸い今年の寮生達は全員セーフでした絵文字:笑顔

採れる場所はこうした崖の上だったり途中だったり・・・、
結構山猿の様によじ登って行かないと採れないモノなんですよ。


なのでウドがありそうな崖を探してもう少し上流へ。



で、こんな感じで、沢から20~30mも登ってみると採りきれない程のウドに巡り会えたりします。



腰袋にも入りきらない程採れたので、まだ頑張って採っているメンバーを雪渓の上で待ちます。




こちらも腰袋満タンにして崖を降りてきました。お見事。
崖は傾斜50~60度くらいはありますかねぇ~。



最後に現れた寮生も超満タン。
やるでねが!


経験値の差なのか何かのスイッチが入ったのか、普段何かとチャランポランでデタラメな寮生がビックリするような量を採ってきました。ん~、ホント人って思わぬ所で力を発揮する事がありますね~、スバラシイ。
やれば出来るし、普段からその心掛けをもって生活すれば人としていくらでも成長出来るのに、まるで成長する事を拒んでいるかのような寮生も常々いるんです。

ピーターパンシンドローム
いわゆる『成熟拒否症』と我々は呼んでいますけどね。

まだまだ自立して一人で生きていく事なんてしたくない、
大人の責任なんてとりたくない、
いざとなったら親に助けてもらいたい、
まだまだ甘えられる立場でいたい、
だから出来ない子供のフリをしとこう。

引きこもりニート系はこのケースも結構多いかな。


午前の部はこれにて終了。
拠点へ戻って昼食です。



天空のベースキャンプにて最高のニギリ飯。
このシチュエーションで食べる飯は本当に美味いんですよ絵文字:笑顔


その2へ続く・・・。
14:06 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/06/11

真の自立へ

| by 管理人
4ヶ月間の空白期間へプレイバックします。

4月下旬のこと。
2月一杯でいこいの里を卒寮し、山形市内の建設会社で引き続き正社員として仕事を継続する事になった卒寮生の送別会を、改めてこの日に実施いたしました。


2月は色々と事業や作業がバタバタと立て込んでまともに送り出す時間がなかったので、少々落ち着いたこの時期に本人に来てもらった訳です。本人は『別にイイっすよ~』なんて遠慮してましたけど、結構長い期間里と関わってきましたし、これからも地元関西からは遠く離れたこの山形の地で生活していく訳ですから・・・。



何と言うか、一応一つの節目、区切りのケジメとしてやってあげたかったですし、今後も何かと少なからず我々と関わりを持ち続けた方が本人の為でもありますし、あとはやはりこうして立派に職を得て継続した自立が出来ている人の『実体験からの言葉』を他の寮生達に送って欲しかったんです。これから自立を目指す彼らにとっては、これ以上ない『生きた教材』ですからね。



彼は職場でも非常に信頼され重宝される存在。
昨年少々体調を崩して長期間休んだ際も、これまでの事情も考慮してくれて復帰を待っててくれました。

とは言え、

適当な仕事しか出来ないチャランポランな者、
指示内容が理解、実行出来ない能力不足な者、
指示にいちいち反発する心の幼いおバカさん、
朝の挨拶すらできない礼儀知らずの非常識人間、
平気で時間や約束を破る信頼できない自堕落な者、

もし彼がこのどれか一つにでも当てはまるような人間であったなら、要するに会社にとって必要と思えない者ならば、いくらいこいの里の寮生といえども雇い続けてくれるものではありません。ホントにコレは彼の誠実な人柄と、普段の仕事に対する姿勢があったからこそですね。



彼に『卒寮生として後輩たちに何かアドバイスを』と求めたところ、
次のような言葉を発してくれました。

『ここ(里)でやっている事は、当番でも作業でも日常の生活規則でも、実際にやっている時は無駄な事のように感じるものが多いけど、いざ自立して社会人として仕事して一人暮らしをしてみると、もっと真面目にやっておけばよかった、コレをやっていて良かった、と思えるモノばかり。たぶん無駄になっている事は何一つないと思う。だからみんなも今の自分の役割ややるべき事をしっかりとこなして、里の人達(スタッフの事)の言う事を聞いていれば大丈夫だと思いますので頑張ってください。』

だってさ!

卒寮してそれなりに良い形で推移している卒寮生達は、まずほぼ全員異口同音に口をそろえて同じような事を言ってくれます。

私達スタッフにとっても、これ以上ない最高に嬉しい言葉ですし、
コレが言えるまでの経験と広い視野を持てるレベルまでにようやく到達できたんだなぁ~・・・、
と、彼らの成長に安堵するのです。




学生は当面の目標が彼らとは違いますが、まぁ『心の成長』という意味では求められているものは成人達と大して変わりません。

やるべき事が少し違うだけで、
『それを実行するのか、実行しないのか』
という点では全く同じですね。

出来るのか
出来ないのか

の選択ではなく、

やるのか
やらないのか

の二択に過ぎないのです、現実社会は。

結局、世の中で生きていくために必要とされる事って、
大人でも中高生でも大差ないんです。


今の所私が知る限り、
我々が太鼓判を押して送り出した卒寮生で、
不登校引きこもりニートが再発した者はいません。

結構みな力強く生きてます。

その為には、根っこから人間としての力を強く鍛えていかないと無理ですヨ。

それが『付け焼刃ではない根本的解決』という言葉の意味です。
20:22
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