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不登校・引きこもり・ニート・非行からの脱却
自立と就労を支援する共同生活型民間自立支援施設
 家族や身内だけで悩まず、ご相談ください。
TEL 023-679-4005
電話応対時間 8:00~20:00(厳守願います)
 
不登校 • 非行 • ニート引きこもりからの脱却 自立と就労を支援する宿泊型民間自立支援施設
 

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組織概要
COUNTER434560
連絡先
不登校・引きこもり・ニート・非行からの自立と就労支援団体・フリースクール不登校・引きこもり・ニート・非行からの自立と就労支援団体・フリースクール
特定非営利活動法人
東北青少年自立援助センター

蔵王いこいの里
TEL 023-679-4005
FAX 023-673-2610
 

コラム

2021/10/8
NPO法人東北青少年自立援助センターは35年もの間若者の自立支援を継続的に行っている団体です。当施設蔵王いこいの里では共同生活を通じて多くの若者を自立支援を行ってきました。自立をするためには理論だけでなく実体験を通じて本人が社会生活を営むのに十分な自信やスキルを積み重ねる必要があります。当サイト内でも実際の活動の内容を紹介しておりますので是非ご覧ください。
2021/10/1
引きこもりは周りの人に相談することも難しく、また家族内だけで解決するのも難しい問題です。フリースクールやカウンセリングなどを利用しているものの一向に状況が良くならず解決に向かっている気がしないという方もいらっしゃるでしょう。蔵王いこいの里は共同生活を通じて引きこもりの方を支援する施設です。見学等も行っておりますのでお悩みの際は是非ご連絡ください。
2021/9/24
引きこもりの問題は時間が解決してくれるということはありません。むしろ時間が経過して社会との繋がりが希薄になればなるほど問題の解決は難しくなっていきます。解決するためには本人に自信と社会生活を営むための技術を身に付けてもらう必要があるのです。蔵王いこいの里は共同生活を通じて自立支援を行っている施設です。他人と繋がることでコミュニケーションスキルを取り戻し、社会に復帰する支援をしています。
2021/9/17
蔵王いこいの里では共同生活を通じて引きこもりやニートなどの自立支援を行っています。フリースクールやカウンセリングなどではいまいち効果があがらなかった、という場合にはご相談ください。また入寮するまえに実際の環境などをご見学いただくこともできます。東北地方だけでなく全国からご利用いただいております。
2021/9/10
蔵王いこいの里では、共同生活を通じて自立支援を行う活動をしています。現在では新型コロナウィルス感染症の影響で経済的に難しい状況にあるご家庭に対して、一定条件を満たせば自立支援プログラムを受けることが可能になる助成事業を実施しています。詳細はお電話でお問い合わせください。
2021/9/3
ひきこもりからの脱出のひとつのゴールは復学や就労です。そうしたゴールに向かうためには外的に認められたいという欲求を引き出すことが必要です。しかし長期にわたって社会との関りをなくしてしまうと自信や対人コミュニケーション能力が低下しそうした意欲がなくなってしまう傾向にあります。蔵王いこいの里では共同生活を通じてそうした「生きる力」を取り戻せるよう引きこもりの方の支援活動を行っています。
2021/8/27
蔵王いこいの里は引きこもりやニートなどからの自立支援を行っております。引きこもりやニートの状態は付け焼刃で解決することは難しく、家族や身内だけで解決するのは非常に難しいことです。蔵王いこいの里は共同生活による自立支援施設です。35年にわたって多くの全国の若者と関わってきました。まずはお電話でご連絡ください。そして実際の支援の現場をご自身の目でご確認ください。
2021/8/20
引きこもりからの自立には座学だけでなく実体験が必要です。多くの引きこもりの方は現状に満足しているわけではなく、その状況を脱却したいと考えているものの動けないという状態なのです。その状態から自立をするためには習慣や体力、自信や経験などが必要です。蔵王いこいの里では共同生活を通じて習慣と体力を、周辺の施設でのアルバイト体験を通じて自信や経験を身に付け、自立をする支援を行っています。
2021/8/6
蔵王いこいの里ではひきこもり状態の方の自立支援を行っています。ひきこもり状態からの脱却のためには自立するための力、体力や対人コミュニケーション能力、自己管理能力などが必要です。蔵王いこいの里では共同生活や周囲の施設でのアルバイト活動を通じてそうした能力を育てていきます。
2021/7/30
ひきこもりという環境は他の人が思っているよりも体力の低下を促します。体力が低下すればそれだけ学校や会社に定期的に通うことを難しくします。蔵王いこいの里は座学などでは補うことができない活動する体力を、共同作業やスポーツをすることによって身に付け、自立する支援をしていきます。
2021/7/21
内閣府の調べによると2019年の段階で引きこもり状態にある人の全国の推計は115万人にも及ぶそうです。多くの引きこもり状態にある人は本人や家族だけで解決するのは難しいという現状があります。しかし民間施設の中にはいまだに強引に本人を部屋から連れ出し無理やり施設に収容するというところもあります。蔵王いこいの里では共同生活を通じて自立支援を行う施設です。共同生活や周辺施設のお手伝いなどを通じて自身で生きていく力を身に付ける手伝いをしています。どのような支援をしているかはホームページの中でも掲載しています。また実際に見学に来ていただくこともできます。
2021/7/16
蔵王いこいの里はNPO法人東北青少年自立援助センターの民間自立支援施設です。引きこもりの方の多くは生活時間が通常の社会生活を営んでいる人とはズレてしまっていることが多くあります。それは学校や会社などの毎日ルーティンとして行わなければならないことがなく、生活のリズムを整えることが難しいからです。蔵王いこいの里では生活習慣を整え自己管理ができるよう共同生活を通じて支援しています。
2021/7/9
引きこもりという状態の問題点は、その状態が続くことによって徐々に社会的繋がりやコミュニケーション能力が失われていくことにあります。一度完全に社会的繋がりが失われてしまうと自立していくことは非常に難しくなります。蔵王いこいの里では共同生活を通じてコミュニケーション能力や人との繋がり方を身に付け、本当の意味での生きる力を身に付ける支援をしていきます。
2021/7/2
毎日決まった時間に出かける場所がないという状況は少しずつ生活のリズムを狂わせてしまいます。一旦生活のリズムが狂ってしまうと自身で修正するのは非常に困難です。健全な社会生活を営むためには規則正しい生活が不可欠です。蔵王いこいの里では共同生活を通じて自立する力を身に付けるための支援を行っています。
2021/6/25
引きこもり、ニート、不登校、非行は根本的な解決をしなければ解決することはできません。多くの場合悩み続けても解決にはいたらず長期化することで更に解決が難しくなっていくのです。NPO法人東北青少年自立援助センター蔵王いこいの里では、寮での共同生活を通じて本当の自立するための力を身に付ける支援をしていきます。
2021/6/18
本当の意味での自立のためには、本人や家族の気持ちだけでは足りないものがあります。それは自立するために必要な対人面での能力や体力、実務を行うための能力などの生きるための力が必要になるのです。蔵王いこいの里では共同生活や周辺の施設の手伝いなどを通じて社会的な能力を身に付け、本当の意味での社会に通用する生きる力を身に付ける支援をしています。
2021/6/11
ひきこもりの状態が長く続いている場合、家族と同様に本人もその現状に悩んでいる事が多くあります。しかしひきこもりの現状から自身で変化をし、社会と繋がりを得ることは非常に難しいという現状もあります。蔵王いこいの里では共同生活を通じて社会との繋がり方を身に付け、本当の意味での自立する力を得るためのお手伝いをしていきます。
2021/6/4
引きこもりとは社会に参加してない状態を示します。いったん引きこもりの状態になると社会的な繋がりがなくなるためその状態を脱するのが難しくなるということがあります。その状態を脱するためには生活の環境を大きく変える必要があります。蔵王いこいの里は共同生活を通じて引きこもりからの自立支援を行う施設です。ご家族に引きこもりの方がいらっしゃる場合にはご相談ください。
2021/5/28
学校や職場など通うところのない状態で規則正しい生活を送ることは非常に難しいことでもあります。そのため、自宅では引きこもりからの自立が難しくなってしまっているということもあるでしょう。蔵王いこいの里では共同生活を通じて自立の支援を行っています。自宅ではなく寮で他の人とともに生活をすることで生活のリズムを整えることができます。
2021/5/21
生活のリズムというのはなかなか自分では変化させるのが難しく、そのリズムが一度定着してしまうと自身ではなかなか変えにくいという特徴があります。引きこもりの状態というのも自身ではなかなか脱却しにくいものです。蔵王いこいの里では共同生活を通じて、修学・就職が可能な生活習慣と生きる力を身に付けていきます。ご家族に自立を望むのであれば、ぜひ蔵王いこいの里にご相談ください。
2021/5/12
ひきこもりに対する自立支援に関しては国単位でも平成21年ごろから少しずつ対策がなされていますが、支援センターなどからアドバイスを行うなどのサポートを行っているだけというのが現状です。蔵王いこいの里はNPO法人東北青少年自立援助センターによって運営されている共同生活型の民間自立援助支援施設です。ひきこもり、ニートなどでお困りの際にはご家族だけで悩まずご相談ください。
2021/4/28
引きこもりやニートの根本的な原因としてストレス耐性も含めた本人の実力不足があります。自立のためには体験を通じて対人関係を築くことのできるスキルと築いた人間関係を続けていくための忍耐力が必要なのです。蔵王いこいの里は共同生活を通じてそうしたスキルを身に付け、社会的に自立できる力を身に付ける支援をしていきます。
2021/4/23
蔵王いこいの里は共同生活によって自立支援を行う支援施設です。これまで850人を超える実績があり、多くの人を自立させてきました。ニートや引きこもりからの自立支援は座学だけではなかなかうまくいかないのが現状です。入寮にあたって不安がある場合にはご依頼いただく前に寮の活動を前もってご覧いただくこともできます。
2021/4/16
現在全国に多くの自立支援施設があります。しかし、その実態が明らかではないものも少なからずあります。蔵王いこいの里ではその活動内容をホームページ上やFACABOOKで掲載しております。またご利用を検討されている場合には見学していただくことも可能です。ニートや引きこもりの問題はご家族だけでは解決が難しいものです。自立支援施設をお探しでしたら蔵王いこいの里にご相談ください。
2021/4/9
人間は年齢が高くなるとそれだけ性格を変えることが難しくなります。それは今までの習慣などから性格が作られているからです。引きこもりやニートの状態というのもその状態が長く続くことによって変化することが難しくなっていきます。蔵王いこいの里は共同生活型の自立支援施設です。共同生活を通じて生活や習慣を変えていき、社会に出ても自立できるよう職員が支援をしていきます。ご家族の引きこもりに悩まれている方はまず見学にいらしてみて下さい。
2021/4/2
自立を支援するためには、自身で行動するよりも難しいことです。本人が自分で行動できるという実感を得るためにはそれだけの時間が必要であり、またそれだけの経験が必要になります。蔵王いこいの里は共同生活を通じて自立を支援していきます。
2021/3/26
蔵王いこいの里は共同生活型の自立支援施設です。自分を律し一人で社会で生きていく力を付けるためには、自分で何かに取り組みながらも、困ったときには適度に手を差し伸べて貰える環境が必要です。当施設ではスタッフが一人ひとりと向き合いながら自立に必要な環境を整えていきます。
2021/3/19
ひきこもりをしている人の5人に4人は、そのままの状態では良くない何ら現状を変えたいと考えているようです。しかし、現行の状態から変わるためには何かを自分で決め、それに向かって物事を進めていかなければなりません。その中で思うように行かないため、さらにひきこもりの生活を続けてしまっているのです。蔵王いこいの里ではひきこもり・ニートの人が自立できるよう共同生活を通じて自立する力を身に付けていく手助けをしていきます。ご家族にひきこもり・ニートの方がいるのであれば、まず私たちの活動を見学にいらしてください。
2021/3/5
ニートや引きこもりの脱却のためには自己肯定感の構築や成功体験の積み重ねが必要になります。何もしていない状態から突然脱却できるというものではありません。蔵王いこいの里では集団生活や集団でのバイト活動を通じて少しずつ成功体験を積み重ねていきます。
2021/2/26
ひきこもりというのは誰にでも起こりうることです。学業や人間関係のつまずきなどから少しずつ内向的になるようになり、気が付けば就労も就学もしていないということもあります。引きこもっている期間が長ければそれだけ回復には時間がかかります。自信を回復し、きちんと規律正しい生活を行うには相応の時間がかかるからです。蔵王いこいの里では共同生活を通じて自立支援を行っております。

 

理事長ブログ

岩川耕治(理事長)のブログ
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2021/09/22

楽しいんです!

| by 管理人
いこいの里の生活では、夕食&片付け後は22時の消灯まで完全にフリーなんですが、その自由時間の過ごし方はその時々のメンバーや雰囲気によって色々変わります。

ひたすらテレビ見まくる人
仲間とおしゃべりする人
読書にふける人
勉強に励む人
さっさと布団に入る人
時にはスタッフ等と麻雀する人
話を聞いて欲しくて事務室に押し掛ける人・・・。

とまぁ本当に千差万別なんですが、最近寮生達の間でカードゲームが流行りだしたようで、トランプと似たようなゲームの「UNO」、ご存じですか?47歳の私でも学生時代には結構本気になって対戦していた懐かしいゲームです。



で、それがまた結構賑やかに楽しそうに盛り上がっているので、非常に良い雰囲気だなぁ~と思い、ただそれだけでUPしようと思った次第です。



楽しく盛り上がるという事は、そのカードゲーム自体が立派なコミュニケーションツールとして役立っているという事なのです。今は若者も大人も暇さえあれば常にスマホと睨めっこ。もうだいぶ慣れましたが、ほぼ全員が下を向いてスマホをいじってばかりの電車の中の光景は、私にとっては当初は不気味で異様な光景にしか感じませんでしたね。

それはもう時代の変遷なので別に構わないのですが、PCやスマホで常に新たな情報を素早く得続けているからと言って、では人間は、人類は賢くなっているのかというと、そんな事は全くないんですね。

むしろスマホなどの便利な機器は、人との繋がりを断ち、人間同士の関係性やコミュニーケーション能力を著しく低下させていると思うのです。

そうした意味からも、画像の様に仲間同士でワイワイガヤガヤと腹を探り合ったりバカな事言い合ったりしてコミュニケーション取りながら楽しむUNOの様なカードゲームは、むしろデジタル機器に囲まれ何でも便利に扱える、でもその反面ものすごく孤独に陥りやすい今の時代にあっては、非常に貴重且つ重要な遊びなのではないでしょうか。

コミュニケーションが苦手という人が多い不登校や引きこもり。
不登校や引きこもりだったからコミュニケーションが苦手になったという側面も無いとは言い切れません。
でも恐らくは、元々どちらかと言うとコミュニケーションが得意ではなかったという人が殆どではないかと。であればなおの事、こうしたアナログかつリアル世界でのゲームで、楽しみながらコミュニケーションスキルを養うのはとっても良い時間の使い方ではないかと思うのです。

しかも彼らは毎日ただこんなゲームで遊んでいるばかりではないのです。
日中は農作業や仕事など、それぞれしっかり身体を動かして活動しているんです。
だからいこいの里の寮生達は着実に変わっていけるのですよ。


18:56 | 不登校・引きこもりの自立支援
2021/09/08

寒いんです!

| by 管理人
昨日の夕食は「おでん」にしました。



9月の声を聞くと同時に、連日朝晩は13℃程まで下がるという一気に晩秋の陽気に様変わり。

昨年の今頃は、まだ街場の日中だと35℃まで到達するような厳しい残暑の日々だったのですが、今年は非常に変化の激しい天候ですね。

なもんで少々、いや相当早いのですが、体を芯から温める食事を!という事でおでんにしました。



寮生達にとって食事は日々の大きな楽しみの一つですが、寒い時期のこのおでんは結構皆喜ぶんですよね~。
あっついおでんタネをハフハフいいながら食べるの、幸せですね~。





10:31 | 不登校・引きこもりの自立支援
2021/07/19

変わる寮生

| by 管理人
フェイスブックにばかり投稿し、こちらの更新がさっぱり手付かずになっておりますが、久々に嬉しい出来事がありましたのでこちらにUPします。

いこいの里へ来て2年半ほどになるとある寮生。
入寮までの経緯は長くなるし少々公に出来ない事も多いので端折りますが、まぁ決して軽くはない様々なものを抱えて20歳でやってきました。ここへ来てからもまたまたお伝え出来ないような様々な事も多々やってきてくれた彼ですが、先月ひょんなことからお隣のスキー場、夏はレストランと釣り堀をやっている事業所の社長さんから「君は笑顔が素敵だなぁ、夏の忙しい時期にウチでバイトしてみないか?」と声をかけてくださり、おととい土曜日から基本週末のみ仕事をさせてもらえることになりました。

で、その彼がバイトに行けるようになったからなのか、それは全く関係ないのかは不明ですが、初仕事2日前の木曜日の日記に書いてきた内容が、なかなか泣かせてくれるような内容だったのでコレはぜひとも皆さんにお伝えするべきものと思い、本人の了解も得たので以下にその日記を原文のままで転記します。


『最近、気がついたことが2つあります。1つは、気持ちがポジティブになっていることです。毎日、1つ1つ小さな幸福を積み重ねていこう、という気持ちが芽生えてきました。こんな気持ちは精神科入院時代や他施設に居た時には考えられない心情です。これも理事長や智恵さんのおかげです。ありがとうございます。

 もう一つは、過去を振り返ることがゼロではないですが、かなり少なくなったことです。それよりも「これからの人生」をどうしていこうかと、思考が未来へとベクトルが向くようになっていることに気がつきました。そのおかげなのか、親とけんかすることがなくなりました。他施設時代は「ゴミ親」とか「親のせいで自分はこうなった」と思い込んでいて、親と電話でケンカばかりしていました。しかし、最近は、電話だけでなく、手紙でも親と仲良く話し合えるようになっていました。親に近況報告したり、最近読んだ本について教え合ったりと仲良く話せています。今は、昔のように親を責めたりすることは一切なくなっているので、それは自分の成長だと感じていて、とても嬉しいです。このことも、自分自身の「危険な思考」を元の「正規のルート」へと思考を少しずつ変えるように、理事長や智恵さんからアドバイスして頂いたことを聞いてきたからだと思います。

 私は、ここに来て、2年と5か月が経過していて、KくんやSくんに比べれば、私の成長速度はかなり遅い方だとは思いますけれども、私は、ここ蔵王に来て過ごした日々は、1日たりとも無駄ではなかったと実感しています。何故なら智恵さんや理事長が私に言って下さるアドバイスは全て「私のため」を思って言ってくれている言葉であると実感していますし、何より私自身が、ここに来た当初の「ヤバイ人間」から、「普通の人間」へと成長できていることがその証拠だと思います。

 最近、ブラックコーヒーがとてもおいしく感じるようになりました。これも大人へと成長した証なのかな?(笑)』


こうした気持ちに至るまでの時間は人それぞれ千差万別ですし、これで彼が完璧に仕上がった訳でもありません。正直まだまだ変えていくべき思考や言動は枚挙に暇がありません。むしろ日常生活での課題は現寮生の中でもかなり多い方。しかし、本人も書いている通り、それまでの彼と比較すれば別人の様に大きく成長してきた一つの証であることも間違いありません。
歩みは決して早くはないけれど、確実に変化、成長してくれる寮生、私にとってもこれ以上の喜びはないものです。

取り敢えずバイト2日目となった昨日の仕事の様子、授業参観に行く親の気分で潜入し撮ってきました絵文字:笑顔















まだ2日間だけですが、取り急ぎ出だしは悪くなかったようで、誰からも怒られることもなく、社長さんからも褒めてもらえたと、疲れた顔しながらも嬉しそうに語ってくれました。

これに天狗にならず驕らず適度な緊張感と謙虚さを忘れず、経験を積み自信を身に付け、そこからその他の言動も徐々に軌道修正し、どの地域でどの仕事についても通用するようないっぱしの大人に成長してくれることを期待しているよ、Ⅰくん。




13:38 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/10/24

秋期セミナーのご案内

| by 管理人
7月の開催したセミナーの秋バージョンのご案内。

11月8日(日) 13:00~16:00
みやぎNPOプラザ(仙台市宮城野区)

参加費無料です。
ご関心のある方はぜひお越しください。








21:49 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/07/02

セミナーのご案内

| by 管理人
不登校や引きこもりの子を抱えるご家庭などを対象に、南東北3県のNPOが合同で開催するセミナーのご案内です。

7月19日(日)10:00~12:00
みやぎNPOプラザ(仙台市宮城野区)

無料でどなたでも参加できます。
ご関心のある方はぜひお越しください。











15:27 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/06/30

ガチンコウド採り

| by 管理人
今月中旬、蔵王の山深く、蔵王沢の源流付近まで行ってきました。
この時期恒例の「ウド採り」です。



冬には本場蔵王スキー場のゲレンデの一部となっている場所まで車で潜入。




全員準備が整えばいざ出発。




こんな感じでまずスキーのコースを30分程逆走。




すると「ユートピア」という素晴らしい名称のゲレンデ上部へ。




リフト降り場です。




快晴だと月山や鳥海山まで見える事もあります。
せっかくならこういう景色も楽しまないとね~。




スタッフは無理せずマイペースで。
なんだかんだ言って若者はやっぱり体力あるんですよね~。
でもそれは努力で獲得したものではなく、単に遺伝と年齢的なゆとり故にまだ残っているだけのモノ。

これ今のうちに鍛えておかないとね~、このスタッフさん達ぐらいの年齢になった時、間違いなく身動き取れなくなりますよ。




ってことで若者はとにかく身も心も鍛えるべし!
お次は登山道とまではいかない、散策用の遊歩道を40分程突き進みます。




5月から6月まで殆んど雨が降らなかったので、いつもなら水を湛えている沼もご覧の通りカラカラ。




それでも十分楽しめるだけの景色が周りにはあります。




ひたすら進むのみ!




分岐点は間違うとマズイので一旦全員集合。




道らしい道があるのはここまで。
ここから先は笹藪やら旧鉱山建物跡やら砂防ダムやら、とにかく行ける場所を探しながら進む・・・って感じです。




笹藪を下り終えて鉱山跡。
山の中に明らかに不自然な平地があるんです。




小休止後再出発。
ここから20分くらいか。



後ろに見えるのは蔵王山系の最高峰、熊野岳、1841m。
ここから砂防ダムの堰を3つ超えていきます。




こんな道なき道を進むしかないんです。
まさに人生そのものじゃないですか!




砂防ダムの堰はこんな感じ。




こうやって上ります。




見失って迷ってしまうので半分くらい上るまで待ちます。




と、なんとイキナリ昼のオニギリを喰らう風景に・・・。

この拠点到着からウド採取のシーンを1枚も撮っていなかったという大失態が判明!!
何という事でしょう。カメラマン、頼むよ~。

この日は天気も下り坂で早々に帰る必要があったので、この後はもう帰路につきました。

毎年このウド採りの様子は掲載していますので、採取風景を知りたい方は昨年や一昨年の投稿をご覧ください。すみません。



昨年はただ漫画を読みに来ただけの某寮生。
今年は多少採取したのでまぁヨシとしますか・・・。
でも山菜採りに漫画であれ小説であれ本は邪魔じゃね?



アップいりません。。。




はい、もう天気が心配なので早く下ります。




取れたウドを背負って、来た道をひたすら戻ります。




腰袋のままの移動は邪魔くさくてナカナカ大変なんですよ。




順番待ち




おいおい、前の人がまだいるのに、そんなに早く行ったら靴底のゴミやら何やらが前の人の頭に降ってくるぞ~。
何回説明しても話を聞いていないのか、こうやってとんちんかんな行動に繋がる事はまぁ日常茶飯事です。
致命的な危険に繋がらなければまぁ多少は目を瞑りますけど。
でもやっぱり「先行者の頭の上にゴミを降らせては申し訳ない」という思い遣りくらいは持って欲しいと思うんですよね~。
たぶんこういう事は一度自分が被害者というか痛い目に遭わないと気付かないモノなんですね。
コレも実体験の積み重ねによって初めて気付いたり理解出来るのです。




ひたすら下ります。



こういう藪の中は、先行者に近づき過ぎると、枝が弓となって反撃してきます。
経験して初めて分かる事でしょうね~。




んで、帰路唯一の上り。
ここからが笹藪の中で、まぁとにかくキツイんです。




わずか200m足らずなんですけどね、体力のない?私は心臓が飛び出しそうになります。




せっかく採れた山々の恵みを落とさないように気を付けて~。



ここはまだ視界があるだけマシな場所。
完全に藪の中に入ると、写真撮っても全然何が何だかわからない画像にしかならないんです。
それほど荷物を担いでのココの上りはガチンコでしんどいです。




一番の難所を上り終え、ホッと一息つく一行。
ここまでくればあとはひたすら下るのみ。
でも下りは下りで足に負荷がかかりナカナカ大変なんですよ。



とにかく呼吸を整えます。




恒例の集合写真。
ついさっきまで見えていた山の頂上がもう雲の中。
この後案の定雨が降り始めましたので早足で退却!




蔵王スキー場のコース(連絡コース)を下ります。
雪の上なら楽ちんなんですけどね~。




大幅に遅れなければ、もうペースはそれぞれでOK。




はい、間もなく駐車場に到着。
お疲れ様でした。

約6時間のウド採りトレッキング、今年も無事終了できました。




戻ってきてからも塩漬けの為の処理があります。




余分な側枝を切り落としたり、




固過ぎる部分を切り落としたり、




こうして同じ程度の大きさのもので揃えて樽に漬けていく訳です。
採って終わりじゃないですよ~という事です。

ちなみに周りの景色、分かります?
土砂降りです。早く帰って来て良かった・・・。




新芽は天ぷらで即日ご賞味。
帰路途中で採ってきたコシアブラも添えて。
今年最後の山菜天ぷらでしょうね~。

ん~、なんという贅沢。



16:35 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/06/28

歓迎会&栄養補給?

| by 管理人
3~4週間前の話。

新入寮生の歓迎会。
あわせて、付近で一人暮らししている卒寮生達がここ数ヶ月、多い者は毎週のように里へやって来ては普段の栄養不足を補うために?メシを食いに来ているので、彼らの為にも仕方ないのでまとめてジンギスカン!



開会のことば。
ここ半年くらいでジャンジャン卒寮していきましたので今寮生は9名。





手前3人が元寮生であり卒寮生。
一人は久々に関東からわざわざやってきたんですが、その他の二人は山形市在住。
憎き武漢ウィルスの影響で仕事が激減し時間を持て余していたり、挙句の果てには勤務先の飲食店が閉鎖してしまったりと、皆色々と苦しい事情を抱えつつも、それでも前向きにかつ現実的に生き抜く姿はさすがです。




司会さん、進めてくださ~い。





あれ?乾杯のシーンがない・・・。





最後に卒寮生からひとこと。
この寮生の勤務していた飲食店が、ウィルス蔓延&感染者急増~自粛の影響をモロに受け、山形から撤退してしまうという災難に遭遇してしまったのです。

それでも時々こうして栄養補給の為に美味いものを食べに里へ来つつも、この時点で既に次の仕事の目星をつられるだけの行動を自力で遂行していました。

困った時にこうして里へ相談に来たり、新たに就職した際に必要となる保証人のお願いを私に依頼したり、こうやって困り事や悩み事が発生した際にしっかり他人に頼れる人は見ていて非常に安心します。頼られる私達ももちろん嬉しいですし、自分の力だけではどうにもならない事は、頭下げるなりお願いするなりして他人を頼るという行為も立派な大人としての必要条件です。

逆にこうした「頼る」という事が出来ない者は、困り事も悩み事も、何もかも一人で抱え込みがち。
その状態がそのまま悪化すると、うつや統合失調症という二次障害に繋がっていくケースもあります。

だから「他人と関わる力」、「人と交わる習慣」、「良好な人間関係を築く力」等々、いわゆるコミュニケーション能力が大事になってくるのです。もちろんそこにはお互いの「信頼関係」が必要。私だって誰彼構わず保証人を引き受ける訳ではありませんが、仕事先であれアパート借りる際であれ、まぁ今まで頼まれてきた依頼を断った事はありません。私にそれを頼んでこれる寮生(卒寮生も)は、既にその時点で信頼関係が十分に成立している状態という事ですから。

いずれにせよ、人は誰しも自分一人だけでは生きていけません。

いこいの里には、そうした現実を、この様な実体験と卒寮生などの生の声も聞きながら体感、実感できる環境があるのです。スタッフからの言葉だけではなく、同年代の卒寮生の現実を見る事で、より寮生達に理解と浸透がし易くなるのです。

あ、ちなみにこの場合の「頼る」事と、日常的に親や身近な人に「依存」する事とは全然別モノですからね。自分で出来る事、やるべき事は極力可能な限り自分で進め、それでも他人の力を借りる必要がある時に躊躇なく相談、依頼が出来るか!という話ですから。混同しないように。
まぁ大人は言わずともわかるでしょうが・・・。




終了後の片付け、洗いももちろん自分達で、当然です。
新入寮生ももちろん一緒にやります。




14:43 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/05/25

30代の再スタート

| by 管理人
ちょうど3週間前、5月4日の事。
2年前の6月から1年10ヶ月少々在籍していた36歳の青年が卒寮し、在寮生による見送りと新居アパートへ引っ越す様子です。



連休中なので通常であれば何かと忙しい時期ですが、何しろ今年はこんな状況故に宿泊施設としては営業自粛状態。従って朝早くから何の気兼ねも無く見送りしました。





遠く南国の地からやって来たこの青年、都内の大学在籍中に挫折し、帰郷してからもほぼ引きこもり状態が続き、何だかんだと10年以上が経過してしまったそうです。
その間ご両親も色々と手を尽くし里の様な共同生活型の自立支援施設に相談へ行った事もあったようですが、なかなか本人を連れていく事が出来ずに時間ばかりが経過してしまいました。





彼が34歳の初夏、少々騙されるような形で親子3人で蔵王へやって来ました。
旅行のつもりが自立支援施設へ連れて来られたという・・・、まぁあまり推奨はしませんが現実にはよくある手段です。そうでもしないとその状況を打開する事が出来ないんですね~。真に我が子を大事に思う親であれば、時に心を鬼にし嘘を使ってでも覚悟を決めて行動するという良い例です。欲を言えばもっと早くこうした行動が出来れば尚良かったですが、彼のご両親もただ黙って指をくわえ時間を浪費していた訳でなく、色々もがき苦しんだ10年以上だった訳で、だからこそ騙してでも連れてくる事が出来るだけの親子の人間関係があった訳ですね。過去を悔いても全く意味はありません。大切なのは、同じ失敗を繰り返さない為に、今、この瞬間から何が出来るか・・・だけです。





10年以上の間、ご多分に漏れず家族以外との接点が殆んどなかったという典型的な引きこもり状態だっただけに、他者とのコミュニケーションがなかなかうまく取れない、言葉がスムーズに出てこない、相手の言葉の理解や状況把握が困難で時間がかかるなど、入寮当初は本人も相当苦労していたようですが、元々温和で攻撃性を全く持たない性格な事もあり、寮内での人間関係は大きな問題やトラブルは皆無でしたね~。




一人分にしてはスゴイ荷物の量・・・、モノ溜め込み過ぎたね。




入寮後約1年間は里の生活・作業プログラムをミッチリこなしながら、弱りきった体力をつけ直し、シャワーを浴びる事も難しかったアトピーも徐々に癒え(今ではすっかり全身キレイなお肌です(^.^))、他者との関わり方やコミュニケーション、間合いやリズムなどの感覚を徐々に取り戻しつつ、社会へ出る為の地力を少しずつ蓄えて行った彼でした。





昨年6月には、上山市内のドラッグストアのバイト面接を一発で通過し、結局今もそのバイトをしっかりと継続、素晴らしいですね~。
当初は仕事を覚えるのがナカナカ・・・とか、指示された内容をすぐに理解出来ない事が・・・的な弱音を吐く事もありましたが、徐々にそれらも克服できたようで、2度目の冬を迎える頃には仕事は極めて順調に推移していたようです。




温和で穏やかな性格ではあるのですが、同時に少々こだわりが強く、他人のアドバイス、助言を素直に聞き入れられないという困った一面も持ち合わせていた彼。頑固で意志が強いと言えば聞こえは良いのですが、決して自分にとってプラスにはなり得ない事でも、一度こうやると決めたらなかなか方向転換できない所があり、まぁ結局この辺が彼自身が自分の人生を生きづらく窮屈にしている一番の要因ではありました。
頑固でこだわりが強いのも悪い事ばかりではありませんけどね・・・、されど基本的には状況により臨機応変が大人の対応ですし、何より「過ぎたるは及ばざるが如し」、何事もバランスよくホドホドが良いのではないかと・・・。

そんな頭の固さも寮生同士の日々の触れ合いやスタッフからの指導により少しずつほぐれたものの、まだまだ色々と不安の絶えない状態ではありましたが、ご両親の「何事も自分で経験する事が大事」という考えの元、この時期に一人立ちとなった訳です。そうです、自分で経験する事が何よりも重要です。それが出来る、耐えられるだけのスキル、実力が身に付いたと判断できるのであれば、そうするのがベストな手段です。





人間的に好かれるタイプなので、在寮生に引越しのお手伝いを頼んだ所、2つ返事でOKしてくれた者が2人。こういう所で性格の良さが功を奏しますね~(^.^)






とこんな感じで34歳で入寮、2年弱の在籍により36歳となった南国の青年は、仕事を継続した状態のままいこいの里を無事卒寮し、山形市内のアパートへ転居、名実ともに「自立」する事が出来ました。

先週末も別な卒寮生が2名里へ遊び(という名の栄養補給)に来ていましたが、S君も困った事があれば、遠く離れた地元の親へ電話するのではなく、いつでも里へ連絡を寄こすように! 何でも親に連絡!はそろそろ卒業しましょうよ。



昨年は45歳の青年が似たような良い形で卒寮していきましたが、こうして30代後半、或いは40代であったとしても、本人とその家族に揺るぎない覚悟と必死な思いがあるならば、たくさんの人の助けを得ながら社会へ独り立ちする事は決して難しい話ではないのです。

まして20代、10代後半なんて、まだまだどうにでもなる年代です。
多少不器用であったり要領や間の悪い若者であっても、決して現実から目を背けず、自分の弱さ至らなさを真摯に受け止める謙虚さと、他人の助言を聞き入れる素直さ、そしてそれを可能にするための親子双方の将来を見据えた覚悟があれば何とでもなります。

充実した人生を送る人は漏れなく熱い情熱を抱いているのと同様、状況を大きく変える為には親子共に、特にこの青年の様に親に大きな決意と覚悟と現実的な行動が絶対に必要なのです。


09:54 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/05/08

ある親子の壮絶なドラマ

| by 管理人
4月4日の事。

2月29日からの僅か5週間の在籍で卒寮していった高校生の見送り風景です。




関東の某公立進学校2年生だった昨年6月頃から、勉強が厳しくなり不登校気味に。
その後修旅には行ったり全く学校に行かなかった訳ではないが、テストもほとんど受けられずまず間違いなく留年確定の状況。
その間ご両親も本人としっかり向き合い色々手は尽くしてきたものの、埒が明かないまま季節は冬へ。

結局約8か月間の不登校期間を経て、業を煮やした両親の一大決心により「スキーにでも行くか」と本人を騙して里へ連れて来られた彼。そのくらいの関係を維持できていたのも特筆すべき点。

訳の分からない施設に連れて来られ、騙し討ちにあったと知った本人は当然大反発。

我々ともじっくり話をし、大人ならもうどうにも言い逃れできないような状況に追い込まれるものの、そこはまだ高校2年生の幼さ全開に残る彼、駄々っ子のような見苦しい言動も全てさらけ出しつつ、それでもここ(いこいの里)に入寮ししばらく生活を立て直し自分を見つめ直す時間を持たせたいと譲らない両親。




「お前をここに置いて帰ってでも、今のお前にはここでの生活が必要だ」と固い決心を抱いてやって来た両親の決意は揺るぐことがありませんでした。

両親のその固い決意を目の当たりにし、これ以上駄々をこねても無理だと悟ったのか、この彼はその時一つの賭けに出たのでした。

突如「こんなトコロ絶対に嫌だ!歩いてウチまで帰る」と話し合いの席から逃げ出し、本当に街に向かって歩いて行きました。

しかし自宅までは200キロ以上、まぁ普通に考えれば辿りつける訳はありません。

これまではこのご両親も、この様な我が子の行動を見ると仕方なく矛を収めてきたようですが、やはりその行為自体も非常によろしくないケーススタディとして本人の中で蓄積されていったハズです。

それはご両親も既に十分理解、反省しているとの事。
だから今回はこちらも絶対に譲らない!と。

そんな根性もないしヒッチハイクできる度胸もないし、恐らくすぐに泣きの電話が入ります・・・と、しっかりと我が子を見つめ向き合ってきた親ならではの見立ての元、このご両親は本当に彼を置いて帰路につきました。

色々とリスクもあるので全てのケースでこの手法をお勧めは出来ないのですが、今回はこのご両親のここまでの覚悟と決意に我々も賭けて引き受ける事にしました。

その後我々も途中で引き留めに行くものの、振り切って逃走を継続、結局4時間ほど経過し周囲も真っ暗になった頃に、予想通り母親に泣きの電話が入ったそうです。

しかしその頃両親は既に帰路の高速。

我々が迎えに行き、渋々入寮と相成った訳でした。






入寮後も事あるごとに親に電話しては「早く帰りたい」、「今度からは真面目に勉強やるから」、「通信の高校なら大丈夫だから」と、全く説得力のない泣き言を繰り返す姿は非常に哀れですらありましたが、ここでも両親は全く動じず、これまでの経緯を考えればまぁ当然ですね。

数日後にはしばらく落ち着いて泣きの電話は無くなりましたが、今後の進路に関してはまだ逃げの姿勢が抜けず、通信制高校に転校する事ばかり考えていた彼。我々も山形の高校に転入出来ないか色々あたってみてはいましたが、何しろ時期が遅すぎてほぼ選択肢のない状態ではありました。

しかし入寮から半月経過頃でしたかね~、初めての親元を離れてのここでの生活、初めての様々な体験、我々との話し合い、寮生同士でのコミュニケーション等々を経て、同じ高校で1年留年してでも再度2年生からやり直すと言いだしました。

留年しやり直す事だけが彼にとっての正解とは限りませんが、高校生にとっての留年という現実を受けとめる事の辛さ、厳しさを考えた時、その現実に自ら逃げずに向き合おうと考えられるように変われた事が何よりも素晴らしいと思うのです。

進学校に入学できるほどの能力を持っていて、現実を認識する力、理解する力が元々備わっているからという事ももちろんありますが、そんな能力のある子でも途中で挫折し現実逃避しか出来なくなってしまう子が世の中には沢山いる中で、この彼は本当にこのタイミングで踏み止まり、自ら逃げる事を止めようと腹を括れた訳です。

まぁその後も細かい事は色々とありましたし、ご両親の本音ではあと1年くらい里で鍛え直して欲しいという思いもあったようですが、ひとまず今回は彼自身の覚悟に賭けてみる事にしたのでした。

あ~もちろん彼がまた昨年と同じような事を繰り返すようなら、もう我々全員でマイクロバスで迎えに行くと約束しておりますので・・・、まぁそんな事にはならないでしょう。

ちなみに帰宅翌日が登校日だったそうですが、その日に学校の元担任の先生からお電話を頂き、
「ここまで前向きに変わった彼を見て驚いた、とても今までの彼の姿からは想像できない程に身も心も逞しく、覚悟を持って学校に来てくれるほどに変わってくれていた。何をしたらこんなにも変われるのか・・・、本当にありがとうございます。」というお礼の電話を頂きました。嬉しい事ですね~。

結局ですね~、前回と同じような内容になってしまいますが、このケースの入寮時場面も、彼が本気で自分を見つめ直せるようになったのも、やはり親としての覚悟、本気度、固い決意・・・、その存在が大前提なんですよ。
それがなかったら、いくら我々だけが頑張って向き合ったとしても、根っこの部分から当事者が変わる事はナカナカ難しいものです。

逆に能力的なモノやまだこんな若い年齢だったからというのもありますが、親がここまで揺るぎない覚悟をもって本人と対峙すれば、僅か1カ月余りでこんなにもあっさりと状況が激変してしまうものなんです。

かつてはですね~、こうしたケースは日常茶飯事だったんですよ。
現代はこうした覚悟や決意を持てる大人自体が非常に少なくなっています。
大人自身が他人任せ、現実逃避、配偶者に責任転嫁・・・、そりゃ子供も現実逃避するでしょ。
だから不登校も引きこもりも減らないんです、増え続けるんです。

世の教育者とか教育評論家とかなんちゃら専門家とかカウンセラーとか・・・、大層な肩書きを持つ方々が不登校や引きこもりが一向に減らない原因を、あーでもないこーでもないと常に色々議論していますが、真実は実に単純な理由なのです。
各家庭に色々事情はあるにせよ、結局本人の甘えと逃避を容認している事に変わりはないのです。

我々はその固い決意と覚悟を持ってやってくるご家庭に、良好な環境を提供しほんの少しだけ手助けをしているに過ぎないのです。(実際の現場はそんな生易しい話ではありませんが・・・。)

そうそう、この彼、卒寮2週間後に母親、姉と所用でまた顔を出しに来たりいていましたが、まぁコロナ騒動で学校が事実上始まっていないものの、その時点ではしっかり自宅でやるべき事をやっているとの報告を受けております。まだ2週間では何ともね・・・。でも本人も心機一転でやる気を持って臨んでいるようなので、今の所経過は順調と見て良いのではないでしょうか。

そしてこの彼、卒寮時にはこうも言っていました。
「夏休みには集中して宿題を終わらせる為にもまた里に来たい」だってさ。

入寮時には「こんなトコロ絶対に嫌だ!」と喚き逃げ出した少年が、一ヶ月余りでこの変わり様。

みなさん理解出来ますか???
これがいこいの里の現実です。

別に我々は怪しい宗教で洗脳している訳ではありませんよ。
当たり前の事を当たり前に出来る様に・・・、ただそれだけです。

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19:54 | 不登校・引きこもりの自立支援
2020/04/27

卒業&進学報告

| by 管理人
3月12日の事。

2017年の高校1年時初夏から約1年在籍していた地元山形の少女?が、無事高校卒業と大学合格の報告をしに、両親と共に卒業証書を携えて挨拶に来てくれました。




当時はですね~、ちょっとココでは書けないような騒動が日々てんこ盛りのやんちゃ姫で、まぁ学校はもちろん某公的機関にもよく呼び出されたり迎えに行ったりしたものでした。
あ~、一回仙台まで迎えに行った事もありましたっけ・・・。

ですからいわゆる本当の?不登校とか引きこもりとは少々違うんですが(かと言って非行少女という訳でもない)、まぁこの子もあの時に親が腹を括って動いていなければ、間違いなく長期不登校から引きこもりか、或いは自ら身を崩す方向で堕ちて行ったであろうことは容易に想像できる状態でした。





もちろん「こんな所にいるのはむり!無理!ムリ!」と、当初は口癖のように年中喚いていましたけどね~、ご両親の、特に母の必死で真剣に向き合う覚悟もありなんだかんだと里の生活に馴染んでいった彼女でありました。

色々と問題を起こしつつも、里で他の寮生や卒寮生から色々と面倒を見てもらいながら生活していくうちに、両親の愛情の深さに少しずつ気付く事が出来たのか、そして我慢を常とし自ら人の輪に溶け込もうと努力すれば、周囲は受け容れてくれるものだという事が実感できたのでしょう。徐々に行動も目つき顔つきも変わっていきました。

一度決定的な悪さをやらかした時に、お父さんが本気でキレて娘と対峙していた場面は今でも鮮明に目に焼き付いています。それから特に目が覚めた様にみるみる変わっていきましたかね~、甘えや泣き言をほとんど口にしなくなりました。

やはり親の「毅然とした態度」ってのは絶対に必要なんですよ。
特に思春期くらいまでの子にとっては。




本人も「アレで自分が変わらなくちゃと考えるようになった」と言ってましたよ。

それから「ここでの寮生活は色々制約や我慢が多くて嫌だったけど、今思えばそれがあったからその後の学校も一日も休むことなく勉強もしっかり取り組めたし、今まで辛かったり苦しいと思っていた事も里の1年間に比べれば何とも思わなくなった。」と殊勝にも語ってくれました。

別に里がそれほど厳しい制約を設けている訳ではないんですが、まぁ「当たり前のことを当たり前に実行する」程度の話です。それまで家族間でのいざこざなんかもあったりで、そうした年齢相応の価値観や自律心が身に付いていなかったのでしょう。生活環境を変えてほんの少し本人に努力や気付きがあればこれだけ変われるモノなんですね。

まぁとにかく毎度の事ですが、学校の先生方もビックリの変わりっぷり、ホント2年半前とはまるで別人の様に変わり成長してくれました。
そしてこうやってしっかり挨拶に来てくれるのが嬉しいですね~、私に見せる為に卒業証書まで持って・・・。
これこそがこの仕事の醍醐味というか、仕事冥利な部分です。

まだまだ人生山あり谷あり、これで完了ではないよ。
でもこの壁を乗り越えたSならきっとこれからも大丈夫、自信をもって精一杯自分の夢に向かって青春を謳歌して欲しい!

卒業&進学、本当におめでとう!!

14:49 | 不登校・引きこもりの自立支援
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