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岩川耕治(理事長)のブログ
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2018/09/17new

恒例ウド採り その3

| by 管理人
ウド採り最終章です。




肌寒い中ではありましたが、巨大オニギリをぺろりと頬張ります絵文字:笑顔














やっぱり活力に満ちた人は顔が下を向かないですね~。





オニギリでか過ぎなんです絵文字:困った 冷汗





はい、一人だけ30分遅れで到着、というか発見・・・。
人の話はちゃんと聞いとけって。





で、ここからは帰路。
大量の成果物を抱え来た道を戻ります。





採取量が少なかった人は、せめて移動運搬では頑張りましょうね~。





困難満載の道のり、心身共に鍛えられます。
こういう場での身のこなしは、意外にも実社会での思考や行動の柔軟性にもそのまま表れます。
頭の固い融通の効かない者は、こうした場面でもホント不器用です。





蔵王鉱山跡地でプチ歴史のお勉強。
かつて60年前まで、かみのやまの駅からココまで索道(今でいうリフト)が繋がっていた事、ここで何百人もの工夫達が汗水流して働いていた事、いこいの里のある場所はその工夫の子供達が通っていた中川第2小学校の跡地である事など、私も伝え聞く範囲でしか知らない話をしましたが、中々ピンと来なかったようですね~。






で、再度行軍開始。
帰路一番の難所へ向かいます。





難所はあまりにもキツくてカメラマンも撮る暇が無かったようで、ほぼ平坦な場所まで画像が飛んでいました。





行ってきたのは右奥の山の麓。こうしてみると結構な距離を歩き、険しい道のりを乗り越えて来た事がよくわかります。









帰る頃にこうして視界が良くなる、まぁよくある事です。





湿原を歩く。
結構背中が空の者が多い?人数の割に採取量はイマイチだったのか???





足元ばかり見てないで、せっかくだからもう少し周りの景色も楽しみましょうや~。





間もなく到着点、気持ちにも余裕ができこんな笑顔にもなります。





ようやく到着。
本当は視界が良ければここから見える山形盆地の眺めが最高なんですけどね~。残念です。





帰ってきたら早速ウドの仕分け。
大半は塩漬けに、新芽の美味しそうなものは即日天ぷら等で食卓を賑やかにしてくれます。

山菜採りはこのウドのほかにも、
わらび
アカミズ
アオミズ
フキ
いわだら
等々・・・、5~7月にかけて山々の恵みを頂戴しに行っております。

そんな中で寮生達の心身の成長、様々な気付きに繋がるよう心掛けながらこの活動を継続しています。先代が始めた30年以上前からずっと続けているものです。


12:56 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/09/17new

恒例ウド採り その2

| by 管理人
大変ご無沙汰しております。毎度毎度こんなご挨拶からでスミマセン。
余りにも昔の出来事で少々白けるかも知れませんが、6月ウド採りの続きを画像中心にUPして参ります。







例年だと雪渓が残っていてもっと楽に歩けるものなんですけどね・・・。






今年は登るのに少々難儀しましたね。
でもそれもまた良い経験、ソレもというか、それが良い経験ですね。
世の中なんていうのは、大概は自分の思い通りにならぬ事ばかり。その壁や困難をどう自分の力で乗り越え問題を解決していくか・・・、それがまさに『生きる力』であり、言ってみればそれが人の人生そのものみたいなもんですから。こういう苦行はその人生の縮図みたいなものです。

実際にこうした環境を上手に乗り越えられる力を持つ人と、社会の中で柔軟に立ち振る舞える力を持つ人、非常に相関関係というか親和性がありますよ。




こうした鉄梯子があるととても楽に登れます。





そんなこんなでようやく拠点に到着し・・・、




『これがウド』と説明。
まずウドと他の野草とを見分ける力、
ウドの中でも取るべき大きさの範囲、太さ、部位など・・・、
それほど難しいものではありませんが、一通り説明。




一度の説明では怪しいので、聞いてなかったアンポンタンの為にも現物を見せながら実践含めて2度3度と説明。
これくらいやらないと、全く違う野草を必死こいて採ってきたり、巨大化し過ぎて固くて全く使いものにならない、まさにウドの大木を採ってくるツワモノも時に現れます。まぁ今回はそこまでのトンチンカンは幸いいませんでしたね、相変わらず話を聞いていなくて集合時間に大幅に遅れたスットコドッコイは居ましたけど・・・。

あと結構な傾斜の上り下りするので、滑落や落石など様々な危険が潜んでいる事もミッチリ注意説明し、いざ採取開始です。




ソコソコ採ってますが・・・、私に言われたモノばかりじゃなく自分で探し見つけたものも採りましょうね。




金原さん、さすが枯草の根元を辿るというウド採りのコツを知っています。





顔隠す暇があったらジャンジャン採りなさいって。自分で思うほど誰もあなたの事注目していないから絵文字:笑顔





はい、こんな崖を制覇するのです。




その雪渓、中心付近は落とし穴に化けるぞ!




こういう傾斜です。厳しくて難しくて他人が行かない(行けない)ような苦労と危険の多い場所にこそ、良いモノが待ち構えているものです。現実社会や人生と同じですね~。




50度ほどの斜度ですかね、川面からほんの3m程の位置ですが、足場ユルいし脚掛ける場所もないし、手が届きそうで意外と採れない場所も結構あります。ずり落ち始めたら結構危険です。




山口さん、山菜採りになると誰よりも燃え上がります絵文字:笑顔




小休止?





崖で腰袋に入りきらないモノはこうして下にぶん投げて後で回収します。




私のも入りきらないので、全く採っていない寮生に持たせます。





まだ時間はあるぞ???





おまえさぁ、さっきからずっとそこに居ね~か?ハイエナ戦法???





こうしてきれいに詰め直します。





おぉ~、かつては崖にへばりついてずり落ちるだけでロクに崖を上れなかったキミが、今じゃ誰よりも上に登り一番多く採ってきているじゃないの。人間って変われるもんですね~。





ん~、腰籠が空って、どういう事かな~???





ボチボチ時間なので拠点へ戻ります。





大概ケガや事故が起きるのは下りです。十分気を付けて。




そうそう、岩石は滑るし、雪渓もどこで落ちるかわからないからね。





下りながらも見落としが無いか、確認しながらです。





で、拠点到着後は昼食。
ここで食べるオニギリの何とウマいこと美味い事!
精一杯体を動かして苦労して目標を達成した後で、しかもこんな大自然の中で食う飯ほどウマいものはこの世にありませんね。
至福の一時です。
11:28 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/07/02

恒例ウド採り その1

| by 管理人
6月16日(土)、毎年恒例のウド採りに、蔵王の山奥深くへ登山しに行ってきました。
スタッフが汗かきかき撮った画像が大量にあるので、せっかくなので70枚ほどお見せ致しましょう。
我が子の頑張っている姿を見たい親御さんも多いでしょうから・・・。



総勢17名?だったかな??? 
仕事組でも休みだった者は、強制はしないまでもほぼ参加。ナカナカ経験できない『苦行』ですから、極力参加させます。困難を乗り越える力って、結局その人がどれだけ『困難』に直面してきたか、そしてそこから目を背けずに立ち向かってきたかで決まるんですね、概ね。

蔵王スキー場の中腹まで車で乗りこみ、そこからは通常ならば100分程のトレッキング。

この日はあいにくの濃霧で、この場所からの絶景は拝む事が出来ませんでした。




簡単に行程と所要時間等説明。
まぁ行けばわかるさw




初めは遊歩道なんです。




この辺はハイキング気分♪



木道、一部破損していますが、結構美しい場所なんですよ。



この濃霧だと初めての寮生は『どこに連れて行かれるんだ???』と不安になったかもしれませんね。



とても美しい高山植物に出会えます。さらにここには齋藤茂吉の歌碑もあります。
ですがほとんど誰も関心を示しません。。。なんだかなぁ~。



20分程経過、まだまだ全員余裕です。



余裕です!




スタッフの山口さん、途中でコシアブラを採取中。
これもウド採りついでの定番です。




金原さんも負けちゃぁいません。天ぷらにすれば最高の美味ですから!




遊歩道や林道で来られる最後の地点で休憩、ココまで通常40分程ですが、この日は60分程かかりました。
人数多いし体力差もペースもバラバラなので仕方ないのですが・・・。




でココから背丈を超える高さの笹藪をかいくぐり、蔵王沢の源流へ降りていきます。




下りは荷物もないしまだイイんですよね~。
これが帰りとなると、ナカナカどうして・・・。




例年ならもっと雪渓が残っていて楽に移動できる場所なのですが、今年は4~5月のバカ陽気でみるみる雪が消えてしまったようで、結構な段差があります。
でもこういう所でそれぞれの身のこなしというか適応の幅というか、差がでますね~、『生きる力』の差が。結局は『経験と習得能力の差』なんですがね。




よくこんな所で写真撮りましたね~、藪の中でとにかく大変な場所なんです。




藪を抜けると間もなく沢に到達。




なかなか揃わないんです・・・。




迷って遭難する様な場所ではないんですが・・・・・。




揃ったら再度GO!




沢の支流




渡ります。




もう1本の支流も渡ります。




ココも例年は雪の上を歩いて渡れるんですけどね。




とにかく渡ります。




ダー!???




この山奥にしては明らかに不自然な平坦地、かつての蔵王鉱山跡地です。




そしてここから最後の難所、蔵王沢沿いに400mほど登ります。





つづく
16:30 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/07/02

卒寮の儀

| by 管理人
7月ですね~、早いですね~、毎日暑いですね~。

ここ数日山形は30℃超えの真夏日はもちろん、35℃さえも超える猛暑日が続いています。もちろんいこいの里はそこまでにはなりませんが、それでも結構身体にきますね~、山形異常です、キツイです。

今年は雨が少なく、というか梅雨に入った形跡がないまま間もなく梅雨明けとか、訳の分からない状態になっています。例年ならうんざりするほど毎日雨雨雨なんですがね。


さて、既に4週間ほど前のお話ですが、昨年10月から約8か月寮生として過ごしたK君が、地元隣県での仕事を決めてめでたく卒寮と相成り、在寮生で見送りしている所です。



里の休日でしたが通院やバイト等で、全員での見送りは叶いませんでしたが、とても良い雰囲気で見送る事が出来ました。



最後にしっかり挨拶もして頭も下げて旅立てる所なんかさすがですね。








再会を期して???

まぁ落ち着いたら近いうちに遊びに来たいとも言ってましたしね。
いずれまた会えるでしょう。




彼の様にわずか8か月の在籍でこの様な良い形で卒寮まで持って来れるのは、現実には非常に珍しいケースです。
元々器質的に大きく偏った特徴も無く(少々偏屈者ではあるが)、能力的にも標準以上のモノは持ち、比較的素直でありあいさつや言葉遣いなどの社会性や礼儀、常識もまず身に付いており、作業やスキーをやらせても理解力も高いので全く問題なくこなしてしまう。幼い自己主張や責任転嫁癖、自己正当化癖も無い。親も決して理不尽な要求をしてくるような面倒な非常識人ではない。ついでに彼は不登校経験もない大卒であり、仕事の経験も実はあったりする。

コレで何故引きこもって来たんだ????というような成年でしたから、まぁこの短期間での卒寮は当然の結果かもしれません。幼少期からの親子関係、特に父親との関わりがほとんどなかった事が少々影響し自身の『甘さ』に繋がったのだろうとは思いますが、その辺も家族との共通理解を踏まえつつ、とにかく彼は満を持して地元で見事仕事を決め、卒寮していきました。

本当は6月の山菜採りや夏の田畑作業、海水浴等々、一通り四季それぞれの作業を経験した方がより確実に将来を力強く歩めるんですけどね、タイミング等もあるので仕方ないっす。

親御さんも我々の言う事にしっかり耳を傾けていましたしね。親子共々、底々素直だったのが一番の要因でしょうかね。

まぁ当然の結果です。




12:44 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/05/22

田植え中

| by 管理人
5月です。
農繁期です。

畑作業も随時進行中ですが、水田でも田植えを行っております。

20日の日曜日の画像です。



基本的には田植機でやります。





植えた直後はこんな感じ。





色々と不具合が発生するので、後ろを見ぃ見ぃ確認しながらです。
神経使うので見た目以上に結構疲れます。





この日は前日の大雨で苗床が水分を多量に含み重くなりすぎて、田植え機に載せると下段の苗床をつぶしてしまい、機械がうまく苗をピックアップできないという現象が発生。つぶれた苗床は手植え用に回しました。





苗床補給中。





で、機械では植えきれない場所は人力で。
『補植』といいます。




全員田植え用長靴購入済です!






絶好の田植え日和なイイ天気でした!
今週中に終わる・・・かな?
21:23 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/04/29

シンポジウムのご案内

| by 管理人

連休最終日の5月6日、代々木オリセンにて
共同生活型の自立支援施設運営者等が集まりシンポジウムを実施致します。
13:30~17:00頃まで。

シンポ名『見守るだけでは変わらない!』

PDテーマ『共同生活の効果とこれから』


手前味噌ですが、これだけの歴史と実績を伴った自立支援団体が揃い生の声が聴ける機会、恐らくそうそう無いですよ。

間違いなくココでしか聞けない壮絶?かつ激しく変化する若者達の現場の話が沢山出るハズ??? 


お日柄的に地方からは厳しいでしょうが、首都圏、近郊の方は容易に来れますね~。
興味ある方はお気軽にどうぞ。




11:15 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/04/14

共同生活の威力

| by 管理人
連投です。

先日私の姉が遊びに来た際に、『茶』を点ててもらい本物の抹茶を体験しました。




これとは全く関係ありませんが、ちょうどその翌日か翌々日か、こんな事があったので早速お知らせ。



30代女性の話

高校ほとんど通えず中退→20年近く引きこもり

普段はおとなしい、時々家で暴れる、壁など様々破壊、

母親にも暴力、でも依存、父親の事は大嫌い

精神科にも10年以上通院、服薬多数、しかし改善なし

そんな繰り返しの20年の後、意を決していこいの里に入寮

当然初めは泣き言ばかり、帰りたい、もう無理の連発

母親も度々泣き言を容認し帰宅させる、また元通り

しかし数か月後再度本人が奮起、再入寮

でもまた駄々こね容認し通院ついでに家に帰す親

時間を経てまた戻ってくる、何度かこの繰り返し

昨年晩秋以降は母親にも腹を括らせ絶対に帰宅不可に


それから4ヶ月程経過した今週、

2か月ぶりに精神科に診察に行った時の医師の反応

本人の表情を見て師は口を開けたままの茫然自失状態


余りにも表情も顔色も良くなってたので別人かと思ったらしい

『やはり規則正しい生活すると劇的に変わるね』


精神科医師の言葉です。





まぁいこいの里ではこの手の話は別に珍しくはないんですけどね、精神科の先生方にはよく驚かれますが、この程度は日常茶飯事、当たり前の出来事です。いこいの里の実情をよく知る精神科医からは、時折寮生が紹介されてきますので。『もう精神科で治療する必要は無い、あとは本人の甘えだけだから』と。

こうした枚挙に暇のない数々の事例を顧みても、医師や薬の力を何年借りても、それだけで人間が真に人間らしさを取り戻す事は叶わないと私は確信を持ってお伝えできます。人間らしい真っ当な日々の生活を送る事で、初めて人は人になれるのではないでしょうか?

本人が
いつまでも病気でいたい
薬を手放したくない
将来の事など考えたくない
いつまでも親に依存していたい
働くなんてとても考えられない

という幼稚な甘えた思考でいる場合はどだい無理ですが・・・。



逆に
このままじゃいけない
早く親への依存から脱却したい
将来の事を真剣に考えなきゃ
自分の力で生きる人になりたい

こんな希望や将来像を描いて奮闘する気持ちが少しでもあれば、こうして必ず人は激変できるのです。
そうした人に対しては我々も精一杯支えるし、絶対に見捨てる事はしない。

何事も
『出来る』のか『出来ない』のかではありません
『やる』のか『やらない』のかの話です。

当然やるからにはそれなりの努力も必要ですし、苦しさや辛さを乗り越える必要もあります。
しかしそんなものは不登校や引きこもり経験者でなくとも、誰しもが経験し乗り越えている事。あたりまえの話。

そこからさえも逃げるなら、そしてその現実逃避を親が容認する、または我が子への無関心を貫き通すなら、もうそれまでの人生だとしか私からは言えません。
10:49 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/04/14

41歳の医師誕生

| by 管理人

大変ご無沙汰しております。ホントに筆不精で申し訳ありません。

ドタバタの2月、3月を無事乗りきり、いこいの里もようやく多少の落ち着を取り戻してきました。新入寮生もチラホラ、仕事探しに動き始めた寮生も数名おり、新年度らしい雰囲気に包まれているいこいの里、取り急ぎ今日は、昨日FacebookにUPした記事をほぼそのまま転載します。





スキー実習もひと段落し、主たる活動内容は既に農作業へと移行している蔵王いこいの里。まだまだ三寒四温の季節がら、思うように作業は進みませんが、ボチボチと出来る事から始めています。



ほうれん草、小松菜など葉物野菜の播種作業

























そう言えば報告のタイミングを逸していましたが、いこいの里卒寮生の一人が、先月、医師になりました。医学部卒業、そして国家試験に無事合格したと嬉しい連絡がありました。


41歳の新米医師、その彼もちょうど10年前はまさにこうして里で農作業に勤しみ、心身の回復、自分を見つめ直す時間を過ごしていた事を思い出しました。


初めの1年超は、精神科に通院、薬も相当服用していて、正直な話私生活も『廃人寸前』の全くのデタラメ人間、メチャクチャな状態でしたけどね。恐らく自宅での10年超の期間も同様かそれ以上の凄まじい荒れっぷりだったのでしょう。しかし里で生活するうちに徐々に人間らしさを取り戻し、気力も体力も充実し、将来の事を真剣に考え始め、父親が医師である事もあり、また遊び半分で実施した高校入試の模試で驚くような点数を取った事で自分の可能性に目覚め、本気でその道を目指す事を決意したらしいです。

里での作業、当番、全ての日課を完璧にきっちりこなしながら、秘かに自ら夜な夜な勉学に励み、寝る間も惜しんだ数ヶ月間の後、満を持して『自分はやっぱり医師を目指したい。勉強もコレだけやって来ました。偏差値もココまで上げられました。だから里を出て本格的に塾などで勉強に取り組みたい。そして親にもあと1~2年の経済的サポートをお願いしたい。』こんな形で自分の希望を訴えてきたわけです。

ココまで用意周到、完璧な計画の元に訴えられたら、我々も親ももう何も言う事はない訳ですよ。まさに完璧でした。

その後、とてもここでは語り尽くせぬ苦労と努力を重ねつづけた事は言うまでもありませんが、高校中退から10年以上の引きこもり生活の結果(それ以上具体的に何をしでかしてきたかはノーコメントで)、本人も家族も人生の崩壊寸前だった崖っぷちから、里での2年間を経てよくぞここまで這い上がってくれたものと、至極の感激と共に、弛まぬ努力を継続してきた彼を純粋に尊敬します。同時に彼のご両親も本当に彼をよくぞサポートし続けてくれました。決して見捨てず、かといって本人の言うなりになるでもなく(里に来る前は???ですが)、根気強く彼を信じて支え続けました。


望めば、努力すれば誰でも希望や夢が叶うほど世の中は甘いものではありません。彼が医師になれたのも、生来持っている能力が高かったからという事は間違いありません。しかしいくら知能、能力が高くとも大成しない人間はゴマンといます。能力の有無、知能の高低に関わらず、少なくともこうして良い結果が出る当事者とその家族には、偶然や幸運ではない、やはり物事が好転するだけの『必然』が必ずあります。


親子共に素直である事(他人の意見を聞く耳があるか)
自分に不都合な状態の原因を決して責任転嫁しない
同時に他人(親も)を攻撃し自己正当化しない
礼儀や挨拶、常識等幼少期からの基本的な躾は行き届いている
自分の権利ばかりを主張せず義務をしっかり果たす
自分の能力や適性を客観的かつ正当に見極められる
出来ない理由を決して他人や環境に求めない
目標を決めたら何が何でもやり抜く強い意志がある


まだまだいくつも挙げられますが、少なくとも親子共に、里に来て我々からのこうしたアドバイスに耳を傾け変わっていける、変わろうと努力できる家族は軒並み好結果に繋がっている事は間違いありません。


逆にまともな躾けも行き届いておらず、更にいつまでも責任転嫁、自己正当化、自己主張と要求ばかり、分不相応な妄想で時間を浪費、厳しい現実からは逃避してばかり、自分の価値観と考えに固執し他人の提案を受け付けない・・・、こんな状態を続け、親もそれを容認、或いは無関心でいるような家族は中々先が見えてきません。


長くなり申し訳ありません。かれこれ卒寮生は800名を超えますが、さすがに医師の誕生は初めてでしたので、今回はミッチリ書かせて頂きました。


念の為申し添えますが、別に医師になる事だけが素晴らしいのではありませんから。仕事は何であれ、親の脛をかじらず、周囲の人や社会に迷惑かける事なく、自分の力で世の中を生き抜いて行ければそれで良いのです。



最後に10年前の懐かしい風景、今も昔も、やっている事は基本的に変わりありません。

それで一部を除き確実に結果は出ますので。今は皆立派に独り立ちしています。


責任転嫁

自己正当化

他人攻撃

他者依存

唯我独尊


これらを改めるだけ(それが難しい訳ですが・・・)で、人は劇的に変わりますよ。


09:18 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/01/31

蔵王山の噴火警報について

| by 管理人
大変ご無沙汰してます。
先日年が明けたばかりだと思っていたのですが、いつの間にか今日で1月も終わり。色々と忙しい時期になってしまいました。

さて取り急ぎ今日は表題の件について・・・。
まぁ殆どの方は実態を理解していると思いますが、今回の(も)警報は、あくまで山頂付近の極めて限られた範囲の話であり、この冬の時期に立ち入る人などまずいない場所に対する警報であります。行きたくても道路は冬期閉鎖で行けない場所なのです。



地図で見るとこんな感じ。

しかしこれではいこいの里が載っていない、左端の坊平高原の更に左に位置するのですが、わかり易い様に3年前の警報の際に使われたハザードマップを参照あれ!


立ち入り規制の範囲は今回も全く同じ、そしていこいの里は左端の赤矢印の位置。
規制範囲まで4キロ以上離れています。噴火想定域の中心からは6キロ離れています。全く問題ありませんから。

仮に噴火しても、噴火想定域は全て山の尾根の東側、つまり宮城県側なのです。
火砕流や泥流が発生したとしても、山形県側に流れてくる事はまずありません。
そして噴石が6キロ飛んでくるか???
先日の草津や4年前の御嶽山で、どれほどの距離まで噴石が飛んだのかよくお調べください。
火山噴火に因る噴石の飛距離は平均で2キロ程度、いくつかの例外を除いては最大で5キロ程度までと言われています。
羹に懲りて膾を吹くのはやめましょう。

この警報でいこいの里が危険だと判断するのは、富士山が噴火するから東京全土が危険だ、逃げろ!と言っているようなものです。

情報は正確に把握し、嘘大袈裟紛らわしいばかりの報道機関の情報を鵜呑みにして踊らされるのはいい加減やめましょう。

情報は受動的に得るものではなく、自ら能動的に正しいものを獲得しにいくものです。
22:15 | 不登校・引きこもりの自立支援
2017/12/18

11月の出来事その5 果樹園収穫体験

| by 管理人
また少々間が開いてしまいましたね、すみません。

今日は11月16日の様子をご案内。

8年ほど前からず~っと関わり続けてくださっている、山形県は朝日町の果樹園白雲、そこでのリンゴの収穫お手伝いです。この日の収穫品種は「ふじ」。


脚立も使い赤く実ったリンゴを一つ残らず収穫します。



収穫(もぎ取り)に専念する人
籠の受け渡しと運搬を担う人
大きさ等で分別する選果担当の人

園主さんから適性を見抜いてもらい、この様に割り当てられた役割を黙々とこなします。




脚立は結構危険も伴いますので、正直言うとあまり鈍臭い寮生は任せられないという事情もありますが、でもその他の持ち場も必要不可欠な役割。それぞれに出来る仕事で全体に貢献します。



必ずしも脚立が必要な訳でもありません。



全身をフルに使います。



ちょっとこの木は実がつき過ぎですね。春~夏の摘花(摘果)作業の手が回らなかったのでしょう。
重くて枝が折れそうです。。。



運搬担当も状況によってはもぎ取りをします。
時間を無駄にせず、自分がどのような動きをすればいかに効率よく短時間で全体の作業を終えられるか・・・、全体を俯瞰しそんな所まで考えて自分から率先して動けるようになれば、仕事をする上での「動き」の部分ではまず問題ないレベルです。まぁナカナカそこまでイケる寮生は滅多に現れませんけどね。
でもそうした動きを実体験を積みながら少しずつ教えられ覚え経験値として蓄積する事で、徐々に動き自体も変わり気働きも出来る様になり、何よりも本人の揺るぎない「自信」という大きな糧に繋がるんですね~。



選果場です。
大きさによって5種類ほどに分別します。
本当であれば園主的には、大きさだけでなく形や色付きなど、独特の感性を持ってしか理解できない分別の基準があって、それらも要求してくる場合もあるのですが、今年はリンゴの出来が心躍る程のレベルでもなかったのか、あまり細かいこだわりは無かったようです。



そ~っと優しく丁寧に扱わないと売り物にならなくなってしまいますからね。


こうしてこの果樹園体験は12月上旬まで週一で続くのでした。
13:09 | 不登校・引きこもりの自立支援
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