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不登校・引きこもり・ニート・非行からの脱却
自立と就労を支援する共同生活型民間自立支援施設
 家族や身内だけで悩まず、ご相談ください。
TEL 023-679-4005
電話応対時間 8:00~20:00(厳守願います)
 
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組織概要
COUNTER198741
連絡先
不登校・引きこもり・ニート・非行からの自立と就労支援団体・フリースクール不登校・引きこもり・ニート・非行からの自立と就労支援団体・フリースクール
特定非営利活動法人
東北青少年自立援助センター

蔵王いこいの里
TEL 023-679-4005
FAX 023-673-2610
 

コラム

2019/9/18
不登校や引きこもり、ニートなどは一 旦その状態に陥ってしまうと、家族も どう対応すべきかわからず、長期化し てしまうケースが非常に多くありま す。蔵王いこいの里はそうした人達へ の支援を30年以上継続しているNPO法人 です。入寮し家族と離れて生活する事に より、社会に復帰し自立した生活を送る ための自信を再構築していきます。
2019/9/11
不登校や引きこもり、ニートなどの状 況はだれにでも起こりうることです。 一度学校や社会などの周辺との環境 が断ち切られてしまうと、そこから 自身の力だけで自立していくのは困 難なことです。蔵王いこいの里はそ うした人たちの支援を行っていきます。
2019/9/4
蔵王いこいの里は不登校や引きこもり、 ニートなどからの自立を支援してい ます。集団生活を通じて、そうした問 題を解決していくことを目的とした NPO法人です。様々な活動を通じてひと りひとりの自立を促していきます。
2019/2/14
コラムを更新します。
 

理事長ブログ

岩川耕治(理事長)のブログ
12345
2019/09/14new

緊急ヘルパー

| by 管理人
一昨日木曜日、里から徒歩8分の「猿倉イベントパーク」なるグラウンドにおいて、「来週からどこぞの企業主催のソフトボール大会を開催するからその会場準備の必要が有り、人手が欲しいから手伝ってくれ!」といきなり要請が・・・。



水田や畑の作業がいくらでもあるので(しかも天気も良く絶好の農作業日和!)、こういう突然の要請は少々困るのですが、まぁ地域や地元行政との繋がりも大事ですからね~、致し方ありません。

依頼内容はソフトボール場のフェンスとなるネットの設置。
少年野球の試合や大会の度に、毎回保護者が早朝からグラウンド設営しているのと同じような作業です。




とは言え寮生達がそんな経験あるはずもなく、完成図をイメージする事も苦手な彼ら。
いくら人手はあってもこちらから細やかに指示を出さねば、ただただ広いグラウンドで右往左往するだけのカオス状態になります。




鉄製支柱を差し込みネットを掛けていくだけです、基本的には。





30センチ程支柱を地面に差すのですが、穴を外さない器用さと集中力と筋力と気合いが結構必要、ほとんどの寮生達は、浅い穴だらけになったり、突いても突いても深く差せなかったり・・・、仕舞には中途半端なまま放置し途中で投げ出しよって結局私がやり直すことに・・・。





不器用さとか筋力不足とか、こういう場面でも見事にその適応力の差が出ます。
でもこれらも経験する事が大切。世の中はやってみて初めて分かる事が沢山ありますね。

「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」
連合艦隊司令長官、山元五十六のあまりにも有名な言葉ですね。
人を育てる際の基本的な理念は、この言葉で全て表現できるのではないかと私は思いますよ。

問題はそれを1回で覚えられるか、何度やっても身に付かないか・・・、その差。
持って生まれた能力の差にもなってしまいますが、この差はそのまま人間関係の構築能力や仕事の習熟速度という要素に直結するのです。






センター付近までは良かったのですが、ライト側へ向かうにつれて地面が固く支柱が刺さらない。私の筋力と気合いをもってしても差せない、そこでハンマーを数本を持ってきて対応。少々手首が疲れましたが、何とか差せるように。
これも様々な道具の知識や経験があるからこそ適応できる事ですね。





ネットをしっかり張った状態で美しく掛けていきます。
しっかり指示を聞き内容を正確に理解している者はナカナカ綺麗に仕上げていきます。
が、中には全然話を聞いていないのか理解出来ていないのか、周囲と全く違うやり方で歪な形を作るトンチンカン寮生も。
それじゃぁ仕事場では使いものになりまへんなぁ~・・・。






はい、こんな感じで完成です。

こうして日々の作業一つとっても、里の日常は良い学びの経験の連続です。
毎日の様にこうした経験を積み重ね成長するいこいの里の寮生と、週一の通院やカウンセリング、なんだかよくわからない座学や面接練習にばかり励んでいる者、或いはそんな行動すらなく毎日メディア漬けの不毛な時間を使い方をするだけの者、いずれがより職場や社会に適応できる力が身に付くか、まぁ比較するまでもありませんね。

実体験に勝る人間成長の機会はありませんって。



13:09 | 不登校・引きこもりの自立支援
2019/09/14new

卒寮の儀 2019夏

| by 管理人
ご無沙汰です。いや~、今年の夏は暑かったですね~。
最近の蔵王は、朝晩10度近くまで冷える日もあります。その分日中は涼しくて過ごしやすく、日々の農作業その他各作業も随分と捗るようになりました。
つい10日ほど前までは30℃越えの毎日で、みんなでアチーアチーとつぶやき疲弊していたのですが、相変わらず山の秋は突然、そして一気に訪れるものですね。


そんなまだまだ暑かった8月25日、別項でも昨日UPしたようですが、関西出身34歳の寮生が卒寮。
誕生会&送別会の後、夜8時過ぎ、里から職場に通勤する為に購入したマイカーで出立です。
夜なもんで当然画像は見づらいですが・・・。



入寮から1年2ヶ月、昨年の夏・秋・冬、そして今年の春までは、農作業やスキー、除雪その他一通り里の作業組プログラムをミッチリこなし、その過程でも徐々に自然とリーダー的な立場になる程、動きの良さや社会的常識は十分備わっていた青年でした。親からしっかり躾けられているという印象。ただ少々こだわりが強かったり、泣き言や不平不満が多く、諸々自分に対して甘く弱い一面もあったのですが、まぁそれも里での生活経験と我々からの叱咤激励で徐々に薄れていったように思います。




5月の連休明けから山形市内で介護の仕事に就き継続すること3か月、本当はもう2~3か月里から通勤し様子を見た方が望ましかったのですが、話し合いの結果、保護者も納得の上この日で卒寮へと至りました。





もちろんまだまだ不安を言えばキリがないのですが、それは彼に限らず里から実社会へ独り立ちする為に旅立つ若者なら誰にでも当てはまる事。きっと彼なら様々な苦難を自力で乗り越えていけると信じ、在寮生全員で見送りました。




私から見ても、この彼は信じるに値する普段の言動、思考があったからこそ少々早い時期の卒寮を認めた訳です。私の信頼や期待を裏切らずに、色々辛く苦しい事があってもまずはしっかり自分で選んだ仕事を継続して欲しいと願って止みません。





元寮生も3人程加わり総勢15名程でお見送り。
暗くてわかり辛いかも知れませんが・・・。




里での生活も、彼に限らず様々な不平や不満はあってあたりまえ、元寮生達だって色々と公に出来ないバカな事をやっていた時期もありましたよ。でもそんな不平不満や葛藤は抱えつつも、いちいち他寮生やスタッフに責任転嫁するのではなく、まずは自分がやるべき事にしっかり向き合い取り組む、努力する、そして結果を残す。これが順調に成長し卒寮に至る寮生とそうでない寮生の決定的な差ですね。

そうした論理性や合理的な思考があるかどうか、そうした思考を持てるように成長出来るか、自己の経験から「結局は自分が変わるしかない」と悟る事が出来るか・・・、それが全て。





自分の思考、言動、習慣を変えるのではなく、周囲の人を変えようとしたり(これをゴリ押しという)、自分の望む環境さえ手に入れば全て良い方向に変わるなどという幼稚な妄想を抱いているうちは、絶対にこの様な結果は手に入りません。状況が良い方向に変わらない寮生の共通項を一言でいうと「実年齢不相応な幼さ」、これに尽きるのかも知れません。
そして自己を冷静かつ客観的に分析、理解する能力の欠如、或いは現実逃避からその思考に至る事への拒絶。





ま、とにかくこの卒寮生はまず問題なく生きていけるでしょう。
がんばれ、Mくん!


11:33 | 不登校・引きこもりの自立支援
2019/07/11

果樹園ヘルパー

| by 管理人
毎年春から晩秋にかけて実施している果樹園へのお手伝い、多少お小遣い程度も頂けるので一応プチアルバイトとも位置付けていますが、今年は人手不足な先方の都合もあり、4月早々からほぼ毎週のように出陣しております。

桃とりんごの摘花(果)、さくらんぼハウス園地でのビニール掛け、各園地の下草狩り、サクランボの収穫・選果など、非常にバリエーションに富んだ仕事内容です。



さくらんぼ園地の下草狩り。





ハウスのビニール掛け作業。結構な高所作業です。
危険も伴うので、希望者でスタッフが「大丈夫」と判断した者だけが上がります。





何事にも消極的で、意欲も覇気も薄かった寮生でも挑戦します。
状態がだいぶ上向いてきたから出来るんですけどね。





上に登らなくとも、それぞれの能力や適性を見極めて出来ることに挑戦します。





桃の摘花かな・・・。花は既に落ちているので摘果ですね。





咲いた花の数のまま放置して実らせると、数は多いが大きく育たない、樹木への負担が大きくなるなど、色々と不都合が生じる訳です。





これはリンゴですかね~。ココでも脚立を使用します。
もちろん正しい安全な使い方をミッチリ教えて危険の無いように指導しながらです。
なのでそうした話を聞いていない、理解出来ない寮生には使わせられない訳です。





下草狩りも重要な任務です。





既にピンポン玉くらいの大きさになっています。





「佐藤錦」の収穫。多少のつまみ食いも黙認?





枝や木肌を傷めずにヘタごとキレイに収穫するのはそう簡単ではないんですよ。





さくらんぼ収穫はハウス内なので雨天でも全く問題なしです!





選果作業場。ここでランクごとに選り分けされます。





500gに詰めたパックを箱詰めし商品の完成です。





こうした箱自体の作成も欠かせない担いです。

役割分担、作業内容への理解と実践、仕事に集中して取り組むこと・・・。
こうした一連の作業経験を通じて、徐々に仕事の成り立ちというものを理屈だけでなく肌で感じ、報酬を得る喜びを実感し、誰かの為に役に立っているという役立ち感の積み重ね等々が、すこしずつ自己肯定感の醸成に繋がっていくのではないでしょうか?

まぁそう何もかも理想通りに事は進みませんけどね。
現実問題として、段取りや手際の悪さ、不器用さ、複雑で難しい作業への理解力、そして集中力の維持などはそう簡単には改善されるものではありません(もちろんそもそものやる気や気力も)。ほぼ問題ない者もいますが、大抵はこうした要素でこれまで躓いてきた寮生達です。
でもやらなければ、行動を開始しなければ、何も状況は変わりません、絶対に変わりません。

ゲームやネットで不毛な時間を過ごしていたり、埒の明かないカウンセリングや親同士の傷の舐め合いに時間を浪費するよりは、間違いなく先々良好な結果に繋がる可能性が極めて高い時間の使い方ではないでしょうか???



11:15 | 不登校・引きこもりの自立支援
2019/06/24

2019春期保護者会 その他編

| by 管理人
先月の春期保護者会、田植え以外のシーンです。
といっても、ほとんど夕食(懇親会)の画像しかありませんでした。




金曜日、山菜鍋です。
奥のテレビ画面では、過去1年間の里での日常を撮り溜めた数千枚分の画像のうち、上期下期それぞれ400枚ほどをスライドショーで上映?致しました。
顔がガッチリ写っているモノやインパクトが弱くてFacebookやこのWEBに載せていない画像がタンマリあるので、それらを見て頂き保護者の皆さんにも日頃の里の様子や我が子の動向を少しでもイメージしてもらえればと思っての事です。






かんぱ~い!





2日目、田植えの日の午後、NPO法人としての通常総会です。
保護者の皆様は自動的に会員になって頂いておりますので。。。






2日目夕食、ジンギスカン。
ちょっと露光が足らないですね・・・。





このくらいだとイイですね。
今日もかんぱ~い♪
ちなみに寮生はジュース類です。





賑やかに会話が弾む家族と、全く会話のないまだまだぎこちない家族・・・。
まぁその時の家族関係によりますね。大概は里へ来て時間の経過と共によく話が出来る様に変わります。






中には、こうして家族で一緒に食事をすることなど到底考えられる状況ではなかった・・・、というご家庭も珍しくないのです。というか恐らくその方が圧倒的に多いかも・・・。

それだけ里での生活と実体験の数々が、本人も家族関係も大きく改善させる事に繋がっていると断言できると思うのです。



10:52
2019/06/18

2019 春期保護者会 田植え編

| by 管理人
大変ご無沙汰しております。
昨年12月から長い事手つかずのままで、書き込みはもっぱらFacebookばかりでしたが、そろそろいい加減に復帰させようと思います。

5月24日(金)~26日(日)の3日間で実施された、蔵王いこいの里春期保護者会。
17家族中13のご家族にご来山頂きましたが、2日目土曜日の午前中に恒例の田植えを実施致しました。




寮生も保護者も、田植え自体が初めてという人もいますので、初歩からレクチャーします。





後々手直しが必要にならないよう、ミッチリ説明します。





約7畝部(700㎡)の水田、均等に広がり配置に付きます。





開始です。
これだけ人数がいると、ほぼ足を左右に移動する必要もないくらい人口密度が高いです。





2月に卒寮し街場で一人暮らしし働いているはずの寮生がなぜか・・・?
仕事も休みだったし、田植えを手伝いに来てくれたらしい。。。と言うのは建前で、本当は美味い飯にあり付こうと来たんじゃろ~?

まぁこうして顔出しに来れるのは健全な証拠、いつでもどうぞ~。





横一列植え終わるごとに一斉に30センチほど後退し作業を繰り返します。




4列(条)目。
まだまだ始まったばかりだよ~。




7条目。
なかなか順調です。
中には農家の方もいらっしゃり、さすがに手際良いったらありゃしません。
頼もしい限りです。




作業の遅い所はその周囲の人が気を利かせて位置をずらしたりフォローしたり・・・、
保護者の方はだいたい言わずともそれが当たり前に出来ますが、大半の寮生の場合その辺が非常にまどろっこしい。これがいわゆる「経験の差」なんですね~。

田植えの経験じゃないですよ、人生そのもの、いかに周囲の人と関わりながら生きてきたかという経験です。
ですから、普通に学校にも行って友人としっかり関わってきた経験のある寮生は、この辺のスキルは全く問題ないんです。
やっぱり学校に行っていたか行かなかったか、しっかりクラスの中で揉まれてきたかそうでないか、周囲が見える人と自分の事しか見えていない人・・・、歴然とした差が出ますよ。





私含め総勢35名、この画像では34人が入水中です!




代掻きでも土の高さを完璧に均一に出来ない為、こうして深く水没してしまう場所もあります。
この場合は後ろから泥を寄せたり条間から少しでも持って来たり・・・、これも経験によって対処解決できます。

どうすれば良いかわからなければ聞けば良いのです。
聞かずに適当な対応をして、あとで修正を余儀なくされるといういい加減な対処が一番人としてやってはならないダメなケースですね。
仕事もそうですし、里での様々な作業現場でよく起こる、寮生達が一番多く失敗するのがこのパターンです。

聞いても理解が難しい場合もままありますが、まぁそれはともかく、
もうね、「聞くのが怖い」とか言ってる場合じゃないですから。
それは人間として生きていく事を拒否しているようなものです。
甘ったれるのもいい加減にしましょう。





着々と進行します。





隣の人のペースにも気を配ります。
それが出来る人は仕事でもうまく立ち回る力はあるんですよね~。





さぁ3割くらいは終わったかな???




基本的に親子並んでもらっています。
逃げる寮生も稀にいますけど・・・。





あ~、あと帽子かぶっているか、タオルを持参しているかとか・・・、
保護者の方はそんな事いちいち言わなくても当たり前に準備してます。

寮生にも何度も指導しているんですがね~・・・。この日ももちろん、前日から3回ほど告知していますが、何故か準備出来ていない寮生がチラホラ、人の話全く聞いていないんですかね~?
一度自分の身をもって致命的な大怪我でもしないとわからないものなのかも知れませんね。本来それでは誰もが困る訳ですが・・・。






さて半分ほどきたかな???




順調ですよ~。

あ”、真ん中の帽子かぶっていない黒シャツの男、誰かと思いきやウチのアンポンタン長男くんじゃないですか・・・。
田植えの技術とスピードはピカイチでしたが、帽子無しはいただけません。
いけませんね~、親の顔が見てみたいwww





すごい人数ですね~。





34名もいるとなかなか圧巻ですね。





さぁ終わりが見えてきたよ~。




腰が痛くなってきたかな~?






ラストスパートです。





はい終了で~す!
ご苦労様でした~。




通路に戻って手足を洗いましょう。

この様に、田植え作業一つとっても、寮生達の社会適応力、常識、人間社会の中で生きる力の程度が見えてきます。共同生活型の自立支援施設とは、ほぼ毎日こうした様々な実体験を通じて、社会に適応できる、必要とされる人間に成長する為の訓練の連続なのです。

カウンセリングなんかと一緒にしないでくださいね~。





さて、何名かの保護者の方から差し入れを頂戴致しました。
寮生、保護者全員でごちそうになりました。
本当にありがとうございます。





美味しくいただきました。





こんな感じ。





最後に恒例の集合写真。
今年は天気も良く人数も多かったからか、史上最速の80分で終了してしまいました。
植え方も丁寧で非常にキレイに整っています。

9月の稲刈りまで、これから寮生達がしっかり育てますよ~。



16:12 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/12/27

沢庵作り?

| by 管理人
ようやく12月入り、5日の画像です。

畑で育てた大量の大根を収穫し、漬物用は洗って干し寒風にさらして沢庵漬けにする作業の様子。
この日は干すまでの作業ですね。











































漬物作りも、まぁたとえ出来たとしてもそれが仕事に直接つながる事は無いでしょうね~、残念ながら。
でもこの一連の流れの中で、例えば大根を傷つけずに収穫、運搬する事、丁寧にきれいに洗う事、大きさの近いものをスピーディーに揃える事、結び方を正しく理解し覚える事、脚立や梯子を正しく安全に使える事、そもそも干す機材や装置がない場所でどう工夫して干すのかを知る事、等々・・・、これら雑多な知識を知っているか、実践出来るか、経験しているかが、その後の実社会で役に立つ人間かそうでない人間かの一つの分かれ目になる事が多々あるモノです。小さな事の積み重ね、現実の世界とはそういうモノですね。


また知っている事、実践出来る事、経験している事が多ければ多い程、人間は自分に自信を持てるモノです。明確な根拠のある自信は、その人の次なる新たなチャレンジへの大きな原動力になります。(根拠のない自信を語るのはただの世間知らずか、妄想で自己を着飾り正当化する悪癖が身に付いた現実逃避人間かです。前者は要するに単なる無知無学や未成熟ですが、後者は引きこもりレベルで言うと結構危険な水域であり、演技でなく何の羞恥心もためらいもなく本気で妄想をペラペラと語るようだとかなり重症です。こうなると通常はもう家族では手に負えなくなりますから、思春期以降のみっともない妄想、空想はそうなる前に早い段階で完膚なきまでに叩き潰すべきですよ、問答無用で。)
だからいこいの里では、直接役に立つ立たないはさて置き、自分の身体を動かして経験出来る事は、実体験の積み重ねの為に寮生達に何でも経験させるのです。特に「飢えと寒さの経験」が何と言ってもオススメですよ~。彼らに概ね共通して欠けている「我慢」を身に付ける事が出来ますから。

こうした流れの中で「仕事」の仕組みやコツを学び、そこに付随する人間関係やコミュニケーション力などあらゆる要素が自然と要求される環境が里の作業現場にはあるのです。だから色々な意味でその寮生個々の本質がよ~く見えてくるし、向き合うべき課題もよ~くわかってくるのです。

地に足のついた現実的な取り組みを経ずして、人が前向きに大きく変わる事は無いのです。




14:48 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/12/27

冬支度 the final

| by 管理人
11月分の最後です。
28日午後、里の主要な圃場(農地・畑)である土地にある小屋というか車庫というか・・・、コレも30年近く前に先代が手作りで建てたモノですね~。そちらも雪囲いします。
いや、雪囲いというよりも、足元まで全てガラスを使いまわしている部分が多く破損する事もあったので、腰下3尺くらいは板囲いにしてしまおう!という所ですかね。




























この中で大工になろうなんていう寮生はまずいません、たぶん・・・。建築関係に進む者もいません。(以前数名いて、今も山形の建築会社で仕事している卒寮生はいますが・・・。)
だからといって、彼らのこうした経験は全て無駄になるのでしょうか?

結論から言うと「こんな事やっても何の意味もない、時間を無駄にするだけだ」などと、当事者がそうした事を語るのは当然です。何の社会経験もなく精神的に未熟で幼く現実逃避癖が染み付いていれば尚更です。現状の安寧を変えられるのは苦痛であり恐怖でもあるでしょうから。当事者がそう言うのはまぁ日常茶飯事です。

しかし保護者の方までもがその様に考えるご家族は、いこいの里と関わる事はやめた方が良いですね。
そうしたご家族は、どうぞハローワークでも職業訓練校でもビジネススクールでもパソコン教室でも・・・、より具体的に職業に繋がる技術や知識を身に付けられる場所へ行かせてください。それが出来るなら、継続できるなら、実になるのなら何の問題もありません。

しかし、人が人として世の中において自らの力で生きる為に必要となる根本的な要素とは、学力や仕事の知識や技術ではないんですね~。もちろんそれはそれで必要ですよ。でもそれは、言わば2階建て住宅の2階部分みたいなもの。住宅機能のベースはあくまで1階部分であり、更に突き詰めれば建物の基礎の部分が最も重要ではありませんか?
基礎の造りを疎かにした、或いは手抜き工事によって造られた脆弱な基礎の上に建てられた住宅に、あなたなら住みたいと思いますか?家族を住まわせたいと思いますか?日本では頻繁に起こる震度2や3程度の地震で脆くも倒壊する様な危なっかしい建物を誰が欲しがるのでしょう??? 脆弱な基礎の上に建てられた一見立派で華やかに見える建物を「砂上の楼閣」といいますね。砂上の楼閣は、基礎が脆弱であればあるほど、また皮肉な事に上物が巨大であればあるほど不安定で危険な状態に陥ります。

人間も建物も、その辺の理屈は全く同じだと思うのです。

いこいの里へ問い合せされる方は、是非我々のそうした考え方や理念を十分にご理解いただいた上でご連絡くださるようお願い致します。これらをしっかりご理解いただいた上で、腹をくくり覚悟を決めて里へやってくる保護者のお子さんは、まず間違いなく良い形へ変わる事が出来ます。

30年超の歴史は伊達じゃないですよ。




10:55 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/12/21

続々・冬支度

| by 管理人
続いては11月24日、本館の雪囲いと、
26日、薪収納小屋の補修作業の様子。




雪囲い作業の画像は何故かこれ1枚しかなかったので・・・。
実際にはこの防雪板を全館で20枚ほど設置しています。
5年に一度くらい、この雪囲いがあっても窓ガラスが割れる事もあります。屋根から落下してきた氷の塊が、下の雪山の傾斜を滑り板を突き破って・・・、まぁ大自然相手ですと色々と人智を超えた予期せぬ事が起きるものです。




ココからは薪収納小屋の補修作業。
私が小学生の頃(30年以上昔)に今は亡き親父が、当初鳥小屋として建てたモノですから、梁や柱などあちこちが腐食して危険な状態だったので、大工仕事もできるスタッフの山口さんを中心に全員で取り掛かりました。

















































建築屋さんから薪ストーブ用に頂く廃材の中から、使えるものを加工して利用します。




















今は作業組の人数が多いので、時に現場は若干ダブつき気味な事もありますが、でもその中で的確に指示された事を実行すること、また自分に出来る事を自主的に探して行動する習慣を身に付けるには良い機会でもあります。出来もしない、知りもしない事をしったかぶって暴走する寮生もたまにいるので目が離せませんが・・・。

まぁでもこうした何か物を作る、建てるという行為になると、何故か皆活き活きと動くんですよね~、特に男は。

なんでしょう、成果、結果がよく目に見えてわかり易いからという要素と、恐らく一つの人間の本能なのかも知れませんね~。ナカナカ短期で成果が出る訳でない農作業なんかの動きと比べると実にわかり易くて面白いですよ~。

ここらへんに、彼らの「持続力」や「集中力」、「忍耐力」など我慢強さの有無や程度がよく見てとれると思うのです。



09:14 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/12/18

続・冬支度

| by 管理人
こちらは11月21日、午後作業。
今度はうさちゃんではなく、人間様の洗濯物干し小屋を囲っているビニールの張り替え。

























里で実施している様々な作業は、その仕事そのものの知識やスキルを身に付ける事が主たる目的ではありません。

仕事に類似した作業を経験する中で、体力はもちろん、理解力、率先行動力、正確性、協調性、気働き、先読み、その仕事の目的・意義、達成感などを実体験を経ながら感じ身に付ける事が最大の目的です。

それぞれの仕事に必要な知識やスキルは、職種にもよりますが大抵はその会社に入ってから徐々に身に付ける事で十分間に合うものです。生半可で薄っぺらな知識やスキルで表面的に武装するよりも、こうした集団作業による「社会性」や「仕事」の仕組み、「仕事の覚え方」を知り身に付ける方がよっぽど汎用性があり実社会では役に立ちます。まぁそう簡単に身に付くモノでもありませんが・・・。

つまるところそれは人としての「幅広い経験値」や「素直さ」というキーワードで表現できるのかも知れませんね。

誰もが認める素直な寮生でうまく自立に繋がらなかったケースは・・・、記憶にありませんね。


19:42 | 不登校・引きこもりの自立支援
2018/12/18

うさ小屋防寒対策

| by 管理人
いこいの里にはうさちゃん(うさぎ)が常時30羽以上います。
彼らの面倒を見て世話をするのも寮生達の当番や作業で実践。

いつの時代にも、寮生達の中には「強きにおもね弱きを蹴落とす」ような不届き者が、ごく一部に必ず一定数存在しています。ハッキリ言ってしまうと承認欲求ばかり強い自己中心的わがままタイプ。彼らは概ね共通してこうしたか弱い動物に対してもほとんど興味を示しません。ほぼ幼少期の親子関係に起因するのですが、そうした傾向や性格を少しでも自覚し改善できるよう、「情操教育」と言いましょうか、弱きモノへの慈しみや思いやりですね。

まぁこの辺の話になると人格の根幹の部分ですからね~、一筋縄でいきません。実際にはそう簡単に変わるモノではありませんが、一人でも二人でも気付きを得て少しずつでも変わって欲しいと願いつつ、里では開設以来ず~っとうさちゃんを飼い続けています。元からこの辺に問題のない寮生にとっては、うさちゃん達は純粋な癒しにもなりますしね。

で、この日は11月21日、
うさ小屋を冬の厳しい寒さから守るために、農業ハウス用ビニールで囲う作業です。
食堂周りのテラスに施すのと同じです。
































































いくら毛皮を着ているうさちゃん達だって、真冬の冷たい風はさすがに寒いだろうしキツイよな~。

そんな「共感性」の有無や発達具合が、人間社会の中でもうまく人付き合いが出来るかどうか、周囲と上手に折り合って協調して生きていけるか、そうした力に繋がっていくのです。

まぁその為には、自分がその厳しさや辛さ、寒さを経験し知っている事が必要でもありますね。


だから
「飢えと寒さの経験」
大事なのですよ。
薄っぺらな人間にならない為に。



16:43 | 不登校・引きこもりの自立支援
12345